東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

ミツバチのすむし対策と底板掃除

2024年10月28日 | 生き物

 11月に蜂蜜を取ろうと思っていたミツバチ、巣箱内に害虫のすむし(巣虫:蛾の幼虫)が侵入していました。そのためか、巣の成長がよろしくありません。すむしはミツバチの蜜蝋や花粉を食べるとのこと。そして、すむしが巣箱内で増えると巣がとろとろになって落下するとのこと。
 ミツバチを飼っている友達がやってきました。その友達がミツバチの状態が良くないようにみえるとの事でした。それで分かりました。もしかしてと思って巣箱を開けるとすむしがいたのです。巣箱の底に繭状の綿のようなものありました。その繭状の綿を千切ると中からうじが出てきました。これですむしが巣箱にいることが確定しました。このすむしがいるとミツバチの健康状態が悪くなるそうです。

             巣箱の扉を開けて巣箱内を検査


 すむしがどの位多く増えているのか分かりません。いずれ巣箱内を開いてすむしを退治しようと思います。難しいのはすむしを殺すための殺虫剤が無いことです。殺虫剤を使うとミツバチも一緒に死ぬのです。
 今年は蜂蜜をとることは止めました。蜂蜜を取ってしまうと冬越しする餌が無くなり、この冬の間にミツバチ達が死滅してします恐れがあるのです。これからの季節、冬に向かって蜜や花粉がとれなくなります。すむしをできるだけ退治します。そのため無事にこの冬を越してもらいたいです。

  巣箱の扉を開ける      繭状の綿を発見    中からうじが出て来る
  

 巣箱の底にいるすむしを退治するため底板を外しました。底板にミツバチがこぼした花粉や蜜蝋の残渣が溜まっていました。この蜜蝋の残渣や花粉を食べてすむしが大きくなるとのこと。そして、だんだん巣の方に移動して巣全体を食べてダメにするようです。
 少しでもすむしを退治するため、繭状の綿を取り出しました、そして底板に溜まった蜜蝋の残渣や花粉を取り除きました。後日、巣の上部を開けてすむしが移動していないか検査しようと思います。ミツバチの飼育はなかなか難しいです。

  底板の蜜蝋残渣や花粉を取り除く      綺麗に掃除した底板
 


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