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奥戸天祖神社・神事 大〆縄

2012年10月21日 | 宗  神社・仏閣・著名な建物

人の和・地域の輪・神社の絆
              大〆縄を作る

奥戸天祖神社では幕末嘉永の頃から収穫祭として大しめ縄神事が行われている。
氏子各戸から持ち寄った稲藁を用い、 4間2尺(約7.9m)の大しめ縄を作り、悪魔祓いに旧村内を担いで回り、
巡回後は神社正面にかけるという。

葛飾区の無形民俗文化財に指定されている。
 
 
 
 
 

祭りに先立って本殿で神事の儀式
 
 
 
 

大〆縄を作る傍ら境内では御輿の準備
 
 
 

大〆縄作りに余念がない
 
 

社務所近くで料理の仕出し
 
大注連縄縄神事  
 
明治28年以降、氏子達の取り決めで10月に行われるようになったとある。「雄じめ、雌じめ」と呼ばれる<大ごぼうじめ>2本を作り、1本は社前の榎の御神木に納め、1本 は氏子の若者が担いで悪魔祓いとして村中を戸別に廻って祈祷する慣例があった。
 現在は短い<ごぼうじめ>1本を神社に奉納するのみとなった。その後正面鳥居に掛けられ、さらに平成7年には新たに氏子によって石柱が立てられここに掛けられるようになった。
 大しめ縄に使う稲藁は氏子の各家から持ち寄って作られていたが、都市化によって近辺には水田はなく千葉県から入手している。
 大注連縄作りは宵宮の午前中から行われ完成は夕方6時頃になる。

葛飾くは、いまでも農村地帯であったことが色濃く残る地域である。 
 
 
前にもUPしましたが・・・。

デジブック
『神事・大〆縄作り』

 
コメント (16)
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