ラジオ深夜便・8月号
きょうから8月、まだまだ本格的暑さ、物価の値上げは容赦なくやってくる。
毎月購入する深夜便の本を、7月20日ごろ購入し半分ほど読んだ。
中でも、「認知症の母と、支えた父物語=信友直子・映画監督」が、私の心にグサリと
刺さった。涙を貰った…。
『介護は、親の最後の子育て!!』
先輩から頂いた、見出しの言葉の意味、最後の旅立ちに立会いその一部始を見せてもらった。
「最後の子育て」目の当りにしてくれて感謝。
この物語は、雑誌6ページにわたって掲載されていた。
面会謝絶であった病院も、5月下旬緊急事態宣言が解除され面会が再開された。
6月13日病院に行くと、「今日は、夜までいてあげて下さいと~担当医から言われ、
私は、それなりに覚悟した。
夜の9時半ごろ、あれだけ固くな「挨拶はせん」と言っていた父が、急に立ち上がり母の手を握り、「わしゃはほんまにあんたが女房でよかったわ。幸せな人生ありがとうね」と言ったんです。続けて「わしももうすぐ行くけん向こうで待ってておくれや。わしが行ったら手を振ってくれの・・・。それを目印に行くけん、また向こうで仲良く暮らそうや。」と言ったら、母も聞こえたのか、目に涙をためててた。
私、この光景を見て「すごい瞬間に立ち会わせてもらった」と思ったのですね。悲しさを超越して、人間の幸福感のような絶頂感のものを感じました。崇高なもの見せてもらった・・・・感謝の瞬間でした。 (娘、信子談)
この物語のインタビュウを終えた、渡辺幹雄デレクたーも、
「あなたが女房で良かった、」と、語った郷土なまりの言葉(方言)で語ってくれたこともあり、
編集しながら涙涙でしたとその感想を記していた。
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