2005年
古い日記を取り出して、新風を吹き込む
加除訂正脚色推敲何でも有り
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大自然と向き会う。
むかし綴った山行日記を取り出して、新風を吹き込みて
言葉や文字や画像をリフレッシュさせ十数年前を眼前に蘇らせている。
すると当時の山行が走馬灯のように浮かんでは消え消えては浮かんで去る。
冬至の山行記は、書きなぐりの雑記帳。
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山行記ただ書きなぐり夏の風 (縄)
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ブログを始めた時の「カテゴリー・長野・尾高山」
都会の喧騒を忘れるために山に入る。
林や森に身を沈め澄み切った青い空、山道の足元を確かめながら
そそり立つ大木を見つつ森を進む。
立ち塞がる岩石をすり抜けとリーダーの掛け声
「ここで一休み」どっかりと腰をおろす。.
薫風や疲れを癒す一休み (縄)
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「休み止め~」リーダーの声
これから急登、ゆっくり行きます。
景色を眺めながら前に進む。
道行けば鳥の鳴き声に耳済ます。時々目の前や脇に小動物を見かける。
今でも思い出に残る一景、岩の上に悠然と構える鹿を見たことが有る。
ホラ・・ホラあそこに鹿が!岩の上に悠然と立つ姿!
この時は鹿が数頭群れをなしていた。
喉がカラカラになり岩清水が流れ落ちる場所で、
緑の葉を2つに折り水を汲み喉を潤す。
これがたまらない自然からの頂き物を
旨いと一気に飲む、good美味しい。
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曲り道や急な坂道を登り詰めて、山頂に立った時の征服感。
山の雄大さをひしひしと感じ、大きな深呼吸をする。
心の中でヤッタ・・・~万歳を叫ぶ。
肺胞一杯に天空に向かいて空気を吸い込む。
山が遠く連なりて薄青く霞みて見える。
山・天空・新鮮な空気・身体・大地が一体となる瞬間。
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これより下山開始、リーダーの声。
もう少しこの気分を味わいたいところだが・・・・。
下山は、人間に例えるならば人生の秋。
小川のせせらぎに佇めば、流れの清き底が漉きて見え
しばし、流れを見つめる。
この水と一緒に流れを共にすれば、都に・・・ぞ!?
山から得た新しい鋭気を身体いっぱい詰め込み、
リフレッシュして家路につく。
1週間もすると又山に、山気がフツフツと沸きて登りたくなる。
都会の毒素を噴出するために・・・・。
山有りて山に登り、山頂に立ちたる時、天下を取った心地すらする。
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下りは無口・・・。
山行の帰りは、人生の秋を黙々と歩む。
峠とは山を上下と書きて読む
今人生の峠を下りぬ (縄)
青春は不帰
昔の山を振り返るのみ、山麓から仰ぎ見る。
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登り・下り・艱難・辛苦
↑ の記事とは、DBは異なります。”峠”の良しみでUPした。
鳥居峠越え(木祖村) ![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/arrow_l.gif)
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