トマト&ナス
朝採り
青果店の店頭や、スーパーマーケットの野菜売り場などで、
「朝採り」や「朝摘み」という宣伝文句を添えた野菜を見かけることがある。
このような野菜の多くは、農家の人たちが朝の暗いうちから畑に出て収穫しているようである。
朝採り野菜というと新鮮みずみずしくとても美味しいイメージがあります。
店頭の朝採り野菜について
この朝採り野菜という言葉は、大消費地の近郊農業の中で生まれたもので、
より新鮮な野菜というイメージをアピールするだったんです。
具体的に言うと、
東京周辺の近県で収穫された野菜は、店頭に並ぶまで日付をまたいでいました。
午前中に収穫した野菜は午後に出荷調整され夕方にトラックに積まれ、
翌朝東京の青果市場でセリにかけられ昼頃に店頭に並んでいました。
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この野菜は本当の朝取りです。
庭から取って5分経過です。
Y夫と、美味しい甘いと言いながら早々食べた。
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朝早く収穫すると、どんなメリットがあるかといえば、
新鮮さを印象づけることができることの他に、まず何より、朝早く採った野菜のほうが、
昼間や夕方に採ったものより味がいい。
これには科学的な根拠もある。
何年か前に、NHKの「ためしてガッテン」という情報バラエティ番組で、
トウモロコシの特集をやっていたのを観た。
同じ畑で朝早く摘み取ったトウモロコシと、夕方に摘み取ったものを、
まったく同じ条件で茹でて、街行く人たちに食べ比べてもらうというコーナーがあった。
結果は、、朝採りのほうが甘くて美味しいと証言した。
理 由
トウモロコシは、収穫から2日経つと糖度が2度以上低下(20℃で保管の場合)。
枝豆も、20℃で2日置くと、アミノ酸、糖分ともに収穫直後の50%程度にまで落ちる。
朝採りはその場で収穫、その場で輸送
そして消費者へ
(日経新聞)