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日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

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・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

ふるさと吉田の民話と伝説

2016年10月29日 | 文学  民話&伝説&昔ばなし

四っ保の大蛇(伝説)

 

 

                             むかし、むかしのこと

                             寄っ保に住む一人の男が、四っ保沢へ草刈りに出かけたんだ

                             この日は、5月5日で端午の節句の日でした

                             男が草を刈っているうちに

                            まちがって大きな木の根っこに

                            草刈鎌をつきさしてしまいました

                           すると、草むらから大きな大きな大きな大蛇がヌッつと頭をもたげて

                            男をにらめつけた

 

                             木の根っこかと思ったのは、大蛇の胴だったんだ

                             さあたいへん、男は逃げるんだが大蛇はどこまでも追いかけてくる

                             ヤットのことで家に逃げ込んだ

                             戸をしめ切って、すきまから覗いてみると

                            大蛇は、庭に立てておいた節句ののぼりに巻き付いて

                            柱を引き倒している

                            一本倒してやまた一本

                           四っ保の里ののぼりをみんな倒してしまい

                           地響きをしながら山へ帰って行ったんだ


坂上から四っ保の里を見る

 

                            あくる年、五月の節句ののぼりを立てると

                            去年の大蛇がやってきて、

                            また柱をみんな倒してしまう

                            それから四っ保の里では

                            節句でも、のぼりを立てなくなったんだと

(おわり)

 
四っ保の耕地

 

 

 

ここ、四っ保は、私が育った隣です。
学校の行きかえり、遊び友達にこの地区の方が居た。

本箱の片隅にあった冊子を、思い出に更けながら読み返している。
そういえば、節句ののぼりを見たことがなかった・・・・・!?

著者の竹内弥太郎氏は、小学校の先生でした。
現在は俳句の選者として活躍されています。 

大変お世話になった恩師です。

(コメ欄は閉めています)

 

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足立区郷土博物館見学記 3

2016年10月28日 | 紀  郷土博物館 葛探団

稲作と水=その3
         溜井から用水へと変容 長距離用水の整備

ちょいと一言
読者の皆さんは、江戸のむかしのこと、わけの分からぬような用水をなぜ深く調べるの…!??
…と、お思いの方が大多数と思います。
筆者もそう思います。

その理由、簡単にたね明かしです。
① 昭和45年頃、この地に居を構えたとき、西100M(東井堀)、東の150M(小岩用水)
の地点に、水元用水が流れ、すでにその役目を
終えて、その跡があった。
その後コンクリート板で覆われ、現在は道路や親水公園と変わった。

  ② 用水の支線があちこちに巡らされ、我が家の玄関先にも、用水が流れ石橋を渡り玄関へ。
幼少の次男坊が、この用水に落ちた苦々しい思い出もあります。

 
黄色い線=用水路
水元小合溜井からの用水経路   我が家の脇を支線用水が通っていた

そんなこんなを考えると、用水を見たり聞いたりしますと愛着が湧き、
調べるとその広さと深さを知り先人たちの苦労が垣間見ることができます。

 

溜井機能低下

新田開発が盛んだったころの江戸時代は、

川をせき止めて「溜井」という貯水池が盛んに作られました。

堰堤には上流から水をためる機能と、下流から遡る海水を防ぐ機能がありました。

溜井は、河川の流を利用していたため、水深が浅い、土砂の堆積、

環境の変化が目まぐるしく変わり貯水機能が低下しました。

 
水元公園は、溜井からその姿を保ちつつ、水元用水へとその役割を変えてきた。

 

長距離用水の整備
水源であった溜井は、河川下流を利用していたため、
水深が浅いという特徴があり貯水機能が低下するようになった。

見沼溜井は一部が耕地化され、亀有り溜井は洪水によって大きな打撃を受けた。
この貯水機能を補うために、さらなる上流からの取水、用水を繋げて上流からも
河川取水し複合的な機能を余儀なくされました。


葛飾区内を流れる
葛西用水路

埼玉県東部および東京都東部を流れる灌漑用水路である。

かつては亀有上水とも呼ばれ、また曳舟川(ひきふねがわ)と通称された。

越谷タウンウオーキング越谷・葛西用水」


曳舟川の今・葛飾・葛西用水

  

水元用水路

西井堀、中井堀、東井堀

 

葛飾区は、水路の町と言われるほど川や用水が走る。
水路をさかのぼると溜井がありその後河川からの取水と変わってきた。
今では都市化の変化で、用水もその役目を終えて、
道路や、親水公園と変わった。
水は、人間生活の基本、まだまだ水に係わる記事を調査し掲載したい。

 

 コメント欄は閉めています。

 

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多摩川、白丸ダムの魚道を探検する

2016年10月26日 | 紀  フジの会 ・ 葛ハイ

巨大穴、コンクリート穴の下、
        魚の遡上する道があった。

 

白丸ダム魚道

上流白丸調整池と下流河川の高低差は27mです。

つづら折り式の明かり水路とダムサイトの左岸岩盤内のトンネルを通って

ダム上流へ魚が遡上できる仕組みです。

全長330mの魚道は、緩い階段式の流れ、途中には休憩プールも設けてあります。

 
       ダム案内書                   白丸ダムの地図

 


魚道の仕組み


魚の遡上する様子


巨大なコンクリートの穴の建物、只今中間地点を下から映す。。
この巨大螺旋状の階段は、見学者、魚道の監視や作業などの時を使います。

 

デジブック 『白丸ダム魚道の探検』

 

 

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魚道

2016年10月26日 | 紀  フジの会 ・ 葛ハイ

 魚の回遊する道・魚道

 

多摩川上流の、白丸ダム魚道で遡上する魚影を見た。

次回に、詳細をupします。

 


コンクリートの穴30mを下りると、白丸ダム下に巨大な(332m)の魚道があった。

 

 

 

 

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DB 『大多摩ウオーキング』

2016年10月24日 | 紀  フジの会 ・ 葛ハイ

 奥多摩渓谷の清流を堪能、フジノ会

 

 

 

新宿から奥多摩号で一気に多摩の山中へ

ちょいと紅葉には早いでしたが、秋の一日をユッタリ遊んできました。

ご覧ください。

ウオーキングコース


多摩川対岸の清流を行くフジノ会

 白丸ダム・魚道については
別枠で、編集いたします。

デジブック 『大多摩ウオーキング』

 

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 



バック ミユジィックはありません

2011,6,28、奥多摩探訪

 

 

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登山家の田部井淳子さん死去 女性初のエベレスト登頂

2016年10月22日 | 紀  知る・見る・歩く(見聞録)

 旦那さんとのご縁は、谷川岳で
美味しそうですね、と声をかけ頂いた食べ物が縁で・・・。

一緒に登った時、ゴミを拾いながらの、ご夫妻での山登りでした。
有難う・・・・・。

 

 

田部井順子さん逝去

 

 

国内外で清掃登山や植林などの活動を続けた登山家

一緒に登った時も、ビニール袋を小脇に抱えてごみを拾っていました。

ご冥福を祈ります。

 

 思い出のブログです。 

◎ 田部井順子氏講演会

       ◎ 裏磐梯めぐり、奥国沼(福島)

≪NHKラジオ深夜便≫でもレギラー出演されて

語り口も温厚で多くの視聴者の心をつかみ、染み入るトークを展開されていた。

安らかにお眠りください。

 

コメ欄は閉めています。

 

 

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葛飾区産業フェア

2016年10月22日 |  紀  イベント・催行

工業、商業、観光展
           =会場=・テクノプラザかつしか

 

下町再発見、宝の山、技術の味と匠の技がたくさん詰まった産業展が行われた。

業種毎ブースで、多くの組合・企業が出展していた。

 

  
第32回葛飾産業フェア会場入り口

 

  
     ポスターの部              標語の部
飾区法人会コーナー



金属加工コーナー   木ねじの初期の製造工程


 

 
刃物研ぎコーナー


 


鍍金(メッキ)コーナー

 


異業種交流会から生まれたミニダム(雨水貯水槽)

 

  
ビンゴゲームで頭をほぐす

 

 

 

  
      水元公園カワセミコーナー


 


信用組合コーナー  1億円の札束 持ち上げてみたが重かった


 

 
見学を終わったら、お腹が空いた。

  

 

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二十日大根を採る

2016年10月21日 | 自然  葛飾貸農園、菜園・国府

簡単に栽培出来て赤くて可愛い
食べ方は如何に・・・?

 

小さくて赤く丸い二十大根です。

春から秋にかけて、真夏と真冬をのぞけばいつでも種をまいて栽培することができます。

発芽温度が15度~28度くらいなので、真夏や真冬は難しいようです。

はつか大根という名のとおり、1ヶ月もたたずに収穫できるお手軽野菜。

ベランダ ガーデニングの入門野菜としても人気です。

 


収穫しました。

 

サラダ 

 

食  感

上のレシピーを見ながら有る野菜だけで料理した。
ラデッシュ、玉ねぎ、レタスをスラスして、マヤネーズで食べてみました。
ラデッシュをちょいと厚切りにした関係からだろうか、硬かった。新鮮味はありましたが、高齢者向きのサラダとしては若干難ありでした。

残りを、小さい容器に浅漬けにしたので2~3日後に食べてみたい。

 

 

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四国お遍路の旅

2016年10月17日 | 宗  神社・仏閣・著名な建物

四国八十八ヶ所お遍路の旅、
讃岐香川~高野山へ(家内)

 

”歩く会・満歩クラブ”の1週間の旅から帰った。

今回で3度目の巡礼。


いろいろ土産話を話してくれたが、うちの幾つかをピックアップしました。

もう一度行かないと、満願に成らないと言っていた。

 

四国八十八ヵ所 お遍路の旅・讃岐香川から高野山へ

 四国八十八ヵ所 お遍路の旅・四回目は、「涅槃の道場」讃岐香川から高野山に詣でます。
「涅槃の道場」讃岐香川は、六六番札所雲辺寺から八八番札所大窪寺までの二三ヶ寺ですが、
前回参拝した六七番と七〇番を除いた二一ヶ寺を巡ります。
 八八番大窪寺で結願の後、一番霊山寺でお礼参りし、高野山に参拝します。
高野山のある和歌山へは、船旅を楽しみたいと考えています。
                                             (画、文は満歩クラブ会報から転載)
  

 

 

  先 達 

今のように地図やガイドブック、交通機関などが整備されていなかった時代に、安全に遍路を行おうとすれば、遍路経験のある指導者について歩くことが必須だったと思われます。この指導者が制度化されたものが「先達制度」です。バス遍路や車でのグループ遍路では、先達の指導の下に八十八カ所を巡ることも多いようです。

お先達さんが同行していると、読経の仕方や巡拝の作法などを詳しく指導してくれるし、また札所間の移動中には色々と面白い話を聞けたりするというメリットがあります。

 


巡礼土産
(讃岐うどん、巡礼饅頭)

    

 

 弘法大師のいろは歌

  

  

 食前食後の作法 

    食前合掌
     一滴の水にも天地の恵みがこもり、一粒の米にも万人の苦労がかけられています。

    食後合掌
     今有難き食を受く、心身をいたずらに浪費することなく世の為、人の為活動せん。
     ご馳走さま。

 読経の仕方 

「読経」による納経
写経を納める代わりに、本堂と大師堂の2つのお堂の前でお経を読みます。一般的には遍路用の経本に従い、以下の順でお経をよみます。暗唱出来ていても経本を見ながら読経します。半袈裟・念珠があれば付けて下さい


土産話を元に、検索や本からの知り得たことをまとめた。

        これらを見ると、むかし親から教えられた仏壇の前で手を合わせる、
食事の前で手を合わせる事を教えられた。

日本は仏教国、作法はこれらが原点であろうか。

すっかり忘れていた様々なことを、
   いま改めて心の奥底にある作法を噛みしめましたた。


                       
コメ欄は閉めています。

 

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奥戸天祖神社

2016年10月16日 | 宗  神社・仏閣・著名な建物

恒例の秋祭り・大しめ縄を作る

 

 奥戸天祖神社では
幕末嘉永の頃から収穫祭として大しめ縄神事が行われている。

宵宮 の土曜日、氏子各戸から持ち寄った稲藁を用い、
4間2尺(約7.9m)の大しめ縄作り 、悪魔祓いに旧村内を担いで回り、
巡回後は神社正面にかけるという。

奥戸地区は、水田は皆無と言ってよい。
よって稲藁は、地方から買い求めるという事をお聞きした。

19日(土)お参り方々、今年もしめ縄作りを見てきました。

 

 

 

 


しめ縄作りを、西の広場から見守る。しめ縄作りが終わると、町内を練り歩く。

 

 大しめ縄作りの工程


藁を水に付けて柔らかくしなやかにし加工しやすくします。

 


藁を10本ぐらいに束ねます。

 

 

             


アルミ管棒(7、9m)に、硬くぎっちり巻き付ける。
これが難作業で、ベテランさんが作業する。

        
材料の荒縄です

            
左 しめ縄を取り外したところ      右しめ縄が架けられたところ≪昨年のもの≫


周りは提灯で祭り一色、子らのはしゃぐ姿が眩しい。

 

 

日本の祭りとはと言えば、
 *豊作祈願 *厄病退散祈願 *お盆・盆踊り等々と答えるでしょう。

祭りの中には、様々の文化がぎっしりと詰まっていて、
神様に聞かないと一口では答えられない。

日本は春夏秋冬が有り、そして祭りがあり良き国です。

 

平成二七年(昨年≫の大しめ縄作りです。

 

コメント (5)
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