歳重ね子供に還る
NHKラジオ深夜便「明日への言葉」を聴いて
絵本とは何かを意を考えたとき。
「絵本」とは、
小さな物語と、大きな絵が子供の心の中にストレートに飛び込むものなり。
と、私は思った。
いないいないばあ絵本の対象年齢は0歳・1歳・2歳が多い
いないいないばあを題材にした絵本は、対象年齢を0歳〜2歳としているものが
多いようです。
子どもたちの大好きな「いないいないばあ」をしかけ絵本で!
かわいいキャラクターたちがお顔をかくして、「いない いない……」しかけをめくると
「ばあ〜」とお顔が出てきます。
かにが猿にだまされて、おにぎりと交換した柿の種を植えると、
実がたくさんなりました。
そこへ猿がやってきて、木に登り、柿を投げつけたため、かには死んでしまいます。
かにの子どもたちは、臼と栗、蜂と牛の糞とともに、猿をこらしめに行きました。
正置友子(絵本学研究家・青山台 文庫主宰) ・
人生を支える絵本 ~団地の絵本文庫50年の日々
正置友子氏
「生きるための絵本: 命生まれるときから命尽きるときまでの絵本127冊」と
言う本を出版しました。
それぞれの年代に対してのお薦めの絵本を紹介しています。
「おじさんの傘」
雨の日も傘を閉じたおじさんの話。話を聞いた80代ぐらいの人が「自分も同じです。」
と言うんです。
「妻からプレゼントされた傘があり、妻が亡くなり傘をさせないんです。」、
という事でした。
「小さいお家」
田舎の静かな丘の上に立つ小さな家があるが、どんどん開発されてゆき、
最後は高いビルに挟まれてしまうという内容です。
「小さいお家」は女性なんです。環境が変わってゆくところを
見続けるんです。
早く早くではなく、ゆっくりと生きて暮らしてゆきたい、この一冊の中で100年以上の
長い時間が流れるが、これは女の物語だと思いました。
そこに居続ける事、世の中を見続ける事、動くと見えないことがあるかもしれない。
(早く通り過ぎるから。)
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