「地域社会の祭り=新聞コラム」から学ぶこと
「西小岩祭り」「フリマ祭り」を見て思うこと
以前新聞にて、「祭りと地域の活性化」の記事がコラムとして掲載されていた。
3・11東北大震災から3年ほど経過し、復興がほぼ軌道に乗った東北のある地域社会の
記事でした。
ある古老が、地域住民に元気がない、村に響きがない!!何か良き方法がないもの
か・・・!?の声、もう一人最古老が飛び入るように「村祭りの復活は・・・!!」
と、答えた。
そんな雑談をしていると、青年団の団長が「村祭りをしよう」と、古老に賛成するかのよ
うに言葉を畳みかけた。集まっていた人々は一気に”祭り”で盛り上がり、2か月後の恒例
の村祭り盛大に行うことがほぼ決まった。(震災後は、祭りは途絶えていた)
そして次の様な基本方針を決めた。
・ 祭りは老若男女を問わず、総てが主催者の気持ち参加・・・
・ 獅子舞を行う。大人たちは小中学生に教え獅子舞を伝承する。
・ 婦人たちは、祭り当日に「祭り膳」の準備をしてともに楽しむ
・ 何時もの行事は既成とおり行う。
の4つの基本方針を決めて行うことになった。
祭りの中心となる神社は、幸いに少し高台の山麓に有ったために、3・11の震災
の津波被害は免れてた。
この日を契機として、神社からは笛や太鼓の音、獅子舞を子供たちに教える
様子がにわかに活気付いて響き渡った。
祭りの当日はもちろん村民総出で祭りを盛り上げ、老若男女が一団となって演ずる
人、準備する人、裏に回ってみんなで支えあった。そこにには知られざるコミニケイショ
ンが生まれ、村の些細なことも知り渡り、大震災の知られざる悩みも皆で解決という大きな「祭り
の力・効果」を得たことは間違いない。
村の人たちも、日常生活に活気を取り戻し、心のゆとり、前向きな姿勢、協働の精神が生まれたこと
は、地域住民の言葉のやり取りからは、確かな答えが返ってきた。
私の住む東京は、全く生活環境は異なって、地域住民の文化、経済的な差異、考え方
などは大きな開きがありますが、一堂に集い「祭り」という同じ目的に向かって町会、
サークル、会社、学校等が頑張っていることは3・11(↑の記事)の祭りと全く変わりはない。
此処に取り上げた「西小岩祭り」数日前に見学した「かなえ通りプリマ祭り」もやはり
基本的には、地域住民の活力・協働の和を取り戻そうと言う目的で主催者は行っている。
時あたかもコロナ禍は全国的に蔓延し、多くの地域社会が疲弊し
やや元気を取り戻そうという端境期である。
西小岩公園を中心
「花と緑あふれるふれあいのまち西小岩」をテーマに、西小岩地区10町会・自治会の住民がお互い手をとりふれあい、
花と緑あふれるまちづくりを目指し、地域のコミュニティの育成をはかる。
「西小岩祭り」が行われた。
道路を塞いだ車道歩道を人であふれていた。
西小岩祭りを知らせるポスター
子供たちに元気がみなぎっていた。
砂場を囲って輪投げ
子供達も軒下で何かに夢中!!
暑くてカキ氷が大繁盛でした。
串カツ販売
子供たちがとに角元気!
舞台プログラム
舞台を見入る方々
ステージ会場
青色申告会の方々
コイン落し=底の器に落とす
草花の販売
5/19(日)葛飾区内の祭り
かなえ通り・フリマ祭り
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