異業種交流から生まれたミニダム「貯水槽」
古い奴だとお思いでしょうが、古い奴ほど新しい物を欲しがるものです。
源を正せば、原人として秩父の山中に産声を上げ、現在は、縄文人として葛飾は寅さんの故郷、帝釈天の横を流れる江戸川の水で暮らす凡人です。
トントントンと昭和の昔から平成へと、御厄介になり面倒かける輩でござんす。 よろしゅうお願い申します。
職場の物置に設置されているミニダム
かつしか下町で見つけた路地裏のコンクリート用水槽
今 昔 物 語
昔はコンクリートの防火用水、現在はスマートなミニダム
あたりを見渡せば木造建築の屋並みが軒を連ね、火事でも起きたら一たまりもなく、紙のように燃え上がる。そこに暮らす人々は、江戸の昔から、玄関先に防火用水を設置していた。
火事だ!!向う三軒両隣、人情の厚い下町では、相携えて協力し合い消火に努める人々でした。
この天水桶がいつの頃から、石の防火水槽に変化したのだろうかって、あちこちを旅すると、「これは昭和を通り越して明治、江戸時代からあったのでは?」と思われる、石や木製の防火水槽もあったりするのであります。すでにこの手の防火用水は植木鉢と化して、目にしなくなった。
これって「天水桶」いつ使われていたんだ?、気になって調べてみると、まぁ全くヒットしない。と言うのも「防火水槽」で検索を掛けると、現代の貯水池とか地下プール式の馬鹿でかい本格的な防火、防災、消火水槽がヒットしてしまう。
かつしか若手企業連・異業種交流は、何かないか?良いアイディヤは?必需品新企画?一杯酒を酌み交わしながら、あれやこれやと企画を練って花を咲かせた。
鉄や、ゴムや、板金や、水道や、溶接、メッキ等など中小企業家の集りは、議論百出、アイディヤを出し合った。議論をしていくうちにコレダ!!方向性を見出したのがこの”ミニダム”だと言います。
異業種交流は、異なる業態を持つ企業などが協調してヒット商品を出すことを目的として生まれた。今ではいわゆる「産官学」(企業など産業分野・官公庁・大学など教育機関)多種、多義に巻き込んで元気出しています。
この異業種交流から生まれ育ったのが、雨水タンク(ミニダム)である。
身近な雨水タンクミニダム活用例
・トイレ用水(一回分のトイレ洗浄水は約12リットル)
・草木の水やり
・洗車や掃除
・火災・地震防災用水
・水不足の対策用
雨水タンクミニダムの特徴
・取り付けが非常に簡単です。
・本体は高密度ポリエチレン製で軽く、強く、錆びません
・架台は鉄骨製で焼付塗装を施しているので錆び難く安全です。
・本体上蓋は取り外し可能なので、タンク内の丸洗いができ、排水のためのドレインコックも付いています。
・メンテナンスは非常に簡単です。
平成13年3月、雨水タンクミニダムは葛飾区優良製品の認定を受けました
●東京都葛飾区内でミニダムを設置の方には助成金制度があります。
○東京都葛飾区では、区内の全小中学校、公共設備において、ミニダムをご利用しております。
≪サンエービルシステムkk≫ の活用例、特徴などの資料を使用しました。