山田監督を、柴又帝釈天に案内する(早乙女勝元氏)
この出会いがなかったら寅さんは
生まれていなかったかも?知れない!
わが家に訪れた、山田監督を息抜きが必要と、
酒もやらない山田さんを、歩いて10分ばかりの柴又帝釈天へ案内した。
柴又帝釈天参道
その時の様子を監督は次のように書いている。
参道の土産物屋が並ぶ通りには、古い東京の下町の街並みと、生活が色濃く残っていた。
高木ややという団子屋で、おでんと茶飯をご馳走になった。よもぎの強い香りのする草団子と言うものを初めて食べた。何もかも珍しかった。
もし僕が早乙女さんと出会わなかったら、寅さんの故郷は葛飾柴又ではなかったであろう。
いやひょっとすると、寅さんそのものが誕生していなかったかもしれない。
(図書新聞・1994,5,14)
早乙女さんと吉田監督の食べた、茶飯とおでんの食事
高木屋の店構え
高木屋の団子
柴又発・4
興行師だった父(早乙女勝元)
興味を抱いた山田監督
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