昨日のブログに、【坂元一哉「私は思う」】と題して、坂元氏の見解を引用しておきました。今日は、もらって来た朝日新聞の古新聞を読んだのです。気になっていたのが9月13日の一面コラム「天声人語」でした。今日はその「天声人語」を引用してみたいと思ったわけです。
肝心な箇所は、ここでしょう。
「安倍首相が突然、辞意を表明した。代表質問を受ける直前に、随分な職場放棄である。小沢さんに袖にされたから、はなかろう。同じ泣き言でも『疲れた。政治への気力がうせた』の方がまだ得心がいく。『我が国の将来のために続投を決意した』はずだ。インド洋の自衛隊に『職を賭す』のではなかったか。参院選の結果を見れば遅きに失し、最近の言辞からすれば早すぎる。ただの無責任にとどまらず、最後まで頃合いというものを心得ておられぬ。・・・」
でました。「天の声」を看板にする朝日語録。ここぞとばかりの貶(けな)し文句。でも貶してばかりで、すこしも建設的な視点を提示できないわびしさ。そっけなさ。何か日本のことを後回しにでもしているような、むなしさ。
ところで、首相の辞任の理由として記者会見でのべた重要問題はというと。
11月1日に期限が切れるテロ特措法の延長が困難になったことをあげた。それでは
海上自衛隊によるインド洋での給油活動を継続するには、いったいどうすればよいのか?
民主党は、世界での日本の孤立化を選択するつもりでしょう。孤立化なにするものぞ、民主党が政権をとりさえすれば、インド洋を通る石油が途絶えようが、それによって産業がストップしようが、年金問題のようにまだまだ先のことだとシラを切ればよいと、平和の一線を越えようとしている。ここで、平和への保険を、解約するおつもりの民主党小沢氏であります。あとで戦争という事故がおきて、それからゆっくりと保険にでもはいろうとしているのでしょうか。保険金を払うのは1円でも無駄にはできない、解約だ。何しろそれが民意だと、どうやら小沢氏は言いたいようです。この屁理屈を民主党のどなたも静観しているのでしょうか。そうだとするなら、ふがいない党じゃないですか、民主党というのは。私はそう思います。
肝心な箇所は、ここでしょう。
「安倍首相が突然、辞意を表明した。代表質問を受ける直前に、随分な職場放棄である。小沢さんに袖にされたから、はなかろう。同じ泣き言でも『疲れた。政治への気力がうせた』の方がまだ得心がいく。『我が国の将来のために続投を決意した』はずだ。インド洋の自衛隊に『職を賭す』のではなかったか。参院選の結果を見れば遅きに失し、最近の言辞からすれば早すぎる。ただの無責任にとどまらず、最後まで頃合いというものを心得ておられぬ。・・・」
でました。「天の声」を看板にする朝日語録。ここぞとばかりの貶(けな)し文句。でも貶してばかりで、すこしも建設的な視点を提示できないわびしさ。そっけなさ。何か日本のことを後回しにでもしているような、むなしさ。
ところで、首相の辞任の理由として記者会見でのべた重要問題はというと。
11月1日に期限が切れるテロ特措法の延長が困難になったことをあげた。それでは
海上自衛隊によるインド洋での給油活動を継続するには、いったいどうすればよいのか?
民主党は、世界での日本の孤立化を選択するつもりでしょう。孤立化なにするものぞ、民主党が政権をとりさえすれば、インド洋を通る石油が途絶えようが、それによって産業がストップしようが、年金問題のようにまだまだ先のことだとシラを切ればよいと、平和の一線を越えようとしている。ここで、平和への保険を、解約するおつもりの民主党小沢氏であります。あとで戦争という事故がおきて、それからゆっくりと保険にでもはいろうとしているのでしょうか。保険金を払うのは1円でも無駄にはできない、解約だ。何しろそれが民意だと、どうやら小沢氏は言いたいようです。この屁理屈を民主党のどなたも静観しているのでしょうか。そうだとするなら、ふがいない党じゃないですか、民主党というのは。私はそう思います。