和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

コメント。

2007-12-23 | Weblog
今年ももうすぐ終わりますね。
ブログも、毎日続けられるかと思いきやダメでした。来年こそは毎日書くぞ。ということで、コメントいただいた方に感謝しております。
たまに、「あなたは右翼でしょう」と始まり、素人落語家なみの下ネタで終る短いコメントを入れといてくれる方がおります。そういう方は、忘れた頃に、律義に書き込みがはいっていたりします。梨のつぶてよりはうれしいのですが、もう少し芸があると嬉しさも人一倍なのですけれど。残念。「右翼」コメントのマニアなのかもしれないなあ。と想像しております。あなたは赤点で落第ですよ。といわれたような、そんな断定の仕方も堂にいっております。
おっと、話題をかえます。正岡子規に「子規歌集」というのがあるのですね。興味をもって購入しました。岩波文庫で土屋文明編となっております。まず最初にパラリと開いたページに、こうありました。(p72)

  詩人去れば歌人座にあり歌人去れば俳人来り永き日暮れぬ  

詩人・歌人・俳人と、子規家にはさまざまな訪問者があったのですね。
そういう、枠を超えた交際範囲が現在からは魅力に思えます。
まあ、居心地がよくって、皆さんこられたのでしょうからね。

高浜虚子著「柿二つ」に、正岡子規の家での様子がうかがえる記述があります。
夜中に食べたい物を母親に買いに行かせたり、病人特有のわがままに及ぶ記述があります。亡くなってからの子規の母親は、娘とどのようにくらしたのでしょう。

古新聞を整理していたら「母親」について目をひきました。
2007年10月22日読売歌壇の俵万智選。その最初に

亡き息子受話器の中で生きている振り込め詐欺と知るも聴き入る
         伊勢崎市 新井直美

もうひとつは、最近の事件。
2007年12月22日産経新聞「花田紀凱の週刊誌ウォッチング」で佐世保の銃乱射事件を取り上げておりました。そこから、

「〈「馬込(犯人)の携帯に何度か電話をしました。でも出らんかったので、人質にでもなっとらんやろうかと心配し、馬込の自宅に電話して、お母さんと話したとです。すると、お母さんが【うちのが犯人じゃなかろうか。犯人じゃなくて人質になって死んでくれた方がよか】と、泣き崩れるとですよ。そこで初めて馬込が猟銃を持っていることを知ったとです」〉。九州弁、有効!
 スポーツジムに呼び出され、九死に一生を得た親友だが、年老いた母が哀れだ。」
コメント
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