とぎれとぎれに、雨が降っています。
こういうときは、いろいろな雨の歌。
ということで、短歌と俳句から。
最近の新聞より引用
指先に雨音あつめレース編む さいたま市 鈴木さよ里
読売俳壇6月16日の正木ゆう子選の最初にありました。
その選評はというと
「それほど全神経を指先に集中している。雨音から普通に『聞く』という動詞へ行かず、『あつめ』としたことで、屈折が生まれた。指先がアンテナのよう。」
同じ日の読売歌壇では、というと
俵万智選の最初。所沢市の鈴木照興さんの歌。
春雨はドレッシングの如くふる玉なすレタスの畑を濡らして
昨日(7月6日)の東京新聞。東京歌壇の岡野弘彦選には、雨が多かったのでした。
板橋区の松下正樹さんの歌
降れふれと聞けばきこゆる奥山に赤翡翠の雨をよぶ声
【評】アカショウビンは極めて美しい色彩と、キョロローと鳴く声が印象的。水恋鳥、雨乞鳥と言われるのも、その声と赤い体色からきていよう。
桶川市の木下英雄さんの歌
梅雨寒に一人し居れば亡き母のやさしきしぐさ思い出すなり
八王子市の斎賀勇さん
乗鞍は雨に煙れり水芭蕉さく湿地帯ふみしめ歩む
川崎市の後藤不二子さん
とりどりの傘つらねゆく登校の子らをし見れば梅雨も楽しき
この日の岡野弘彦選には、ほかにも雨が出てくる短歌があったのですョ。こうして、さまざまな雨を読んでいると、湿りがちな雨の中、なんだかホッとしてきます。
こういうときは、いろいろな雨の歌。
ということで、短歌と俳句から。
最近の新聞より引用
指先に雨音あつめレース編む さいたま市 鈴木さよ里
読売俳壇6月16日の正木ゆう子選の最初にありました。
その選評はというと
「それほど全神経を指先に集中している。雨音から普通に『聞く』という動詞へ行かず、『あつめ』としたことで、屈折が生まれた。指先がアンテナのよう。」
同じ日の読売歌壇では、というと
俵万智選の最初。所沢市の鈴木照興さんの歌。
春雨はドレッシングの如くふる玉なすレタスの畑を濡らして
昨日(7月6日)の東京新聞。東京歌壇の岡野弘彦選には、雨が多かったのでした。
板橋区の松下正樹さんの歌
降れふれと聞けばきこゆる奥山に赤翡翠の雨をよぶ声
【評】アカショウビンは極めて美しい色彩と、キョロローと鳴く声が印象的。水恋鳥、雨乞鳥と言われるのも、その声と赤い体色からきていよう。
桶川市の木下英雄さんの歌
梅雨寒に一人し居れば亡き母のやさしきしぐさ思い出すなり
八王子市の斎賀勇さん
乗鞍は雨に煙れり水芭蕉さく湿地帯ふみしめ歩む
川崎市の後藤不二子さん
とりどりの傘つらねゆく登校の子らをし見れば梅雨も楽しき
この日の岡野弘彦選には、ほかにも雨が出てくる短歌があったのですョ。こうして、さまざまな雨を読んでいると、湿りがちな雨の中、なんだかホッとしてきます。