和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

プクプク。

2014-12-18 | 他生の縁
年の暮れで、ついつい
本を買っております。
そのなかに、
谷川俊太郎(正津勉編)「悼む詩」(東洋出版)。
そういえば、

(或はネリリし、キルルし、ハララしているか)

というフレーズが
詩「二十億光年の孤独」にあったなあ。
その次の行は

しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ

そのあと、行あけして
有名なあの言葉

 万有引力とは
 ひき合う孤独の力である



うん。この二行の「たしかさ」を
確認したくって、「悼む詩」を注文。
はたして、谷川俊太郎氏の
「ひき合う孤独の力」は、
どんなだったのだろう。
うん。読むのがこわい。

「ネリリ・キルル・ハララ」
なんて、ブログの題名にいいなあ。
ということを、以前思ったりしました。


今日はプクプク。

読んだあとに、積んでおくと、
一度、記憶の水底へと沈んでゆく本たち。
そして、本の隙間からプクプクと、
気泡が、水面に浮き上がってくる。
そのパッと消えるまでのプクプク(笑)。

今回のプクプクは
「漢字文化を考える」(大修館書店)の
山本七平氏の講演のフレーズでした。

ということで、講演なら読みやすい。
プクプクの箇所を、さがすたのしみ。
コメント
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