今放送されているNHK連続テレビ小説「半分、青い。」。
その主人公は鈴愛(すずめ)という名前。
はい。雀からの連想。
曹洞宗檀信徒勤行経典は
正法眼蔵の簡潔な要約としてあります。
さて、その「修証義」の文中に
雀の文字がありました。
愛語のあと、利行を説明して
「窮亀を見 病雀を見しとき、
彼が報謝を求めず、唯単えに利行に催おさるるなり」
もう一箇所、修証義に雀があります
「病雀尚お恩を忘れず・・・報謝あり
窮亀尚お恩を忘れず・・・報謝あり」
昨日は、高橋新吉の詩を引用しました。
高橋新吉には「雀」という詩集があります。
その表紙絵は、奥村土牛のカトレア。
うん。チンプンカンプンの詩集です。
はい。修証義の方が、わかりやすい。
さてっと、それはそうと、
わかるかなあ~。わかんねえだろうなあ~。
という、そんな高橋新吉の詩を引用。
白い雲の下に 高橋新吉
白い雲の下に
雀が飛んでいる
オレは百億年を
ひとりで飛んでいる
深い雪の中に
鳩が死んでいる
オレは一日に
二千回は死んでいる
遠い空の奥に
烏が遊んでいる
オレは一瞬に
どの星にも遊んでいる
この詩「白い雲の下に」は
1980年9月1日朝日新聞夕刊に掲載されました。
掲載時、詩には絵がついておりました。
その絵は、有元利夫。その絵が、圧倒的で、
詩が分る分からない、そんなことはどうでもよくって、
もう有無を言わせない図柄で迫ってくる絵なのでした。
その主人公は鈴愛(すずめ)という名前。
はい。雀からの連想。
曹洞宗檀信徒勤行経典は
正法眼蔵の簡潔な要約としてあります。
さて、その「修証義」の文中に
雀の文字がありました。
愛語のあと、利行を説明して
「窮亀を見 病雀を見しとき、
彼が報謝を求めず、唯単えに利行に催おさるるなり」
もう一箇所、修証義に雀があります
「病雀尚お恩を忘れず・・・報謝あり
窮亀尚お恩を忘れず・・・報謝あり」
昨日は、高橋新吉の詩を引用しました。
高橋新吉には「雀」という詩集があります。
その表紙絵は、奥村土牛のカトレア。
うん。チンプンカンプンの詩集です。
はい。修証義の方が、わかりやすい。
さてっと、それはそうと、
わかるかなあ~。わかんねえだろうなあ~。
という、そんな高橋新吉の詩を引用。
白い雲の下に 高橋新吉
白い雲の下に
雀が飛んでいる
オレは百億年を
ひとりで飛んでいる
深い雪の中に
鳩が死んでいる
オレは一日に
二千回は死んでいる
遠い空の奥に
烏が遊んでいる
オレは一瞬に
どの星にも遊んでいる
この詩「白い雲の下に」は
1980年9月1日朝日新聞夕刊に掲載されました。
掲載時、詩には絵がついておりました。
その絵は、有元利夫。その絵が、圧倒的で、
詩が分る分からない、そんなことはどうでもよくって、
もう有無を言わせない図柄で迫ってくる絵なのでした。