北康利著「本多清六 若者よ、人生に投資せよ」(実業之日本社)は
初版が2022年10月2日とあります。
検索してたら送料入れても2割引き強で買える古本があり注文。
パラリとひらいたのは『あとがき』。その最後でした。
「 読者の皆さんに本多清六の言葉を捧げて擱筆したい。
『 いつの世にも、根本的な重大問題は山積みしている。
個人の力ではどうにもならぬ難関が立ちはだかっている。
しかしながら、各人各個の心掛け次第で、
それも順次に取り崩していけぬものでもない。
≪ 心掛ける ≫といった小さな力も、
一人の心掛けが十人の心掛けになり、
十人の心掛けが・・・・・
いかにままならぬ世の中と申しても・・・
これを少しでもままなるほうへもって
いけぬことはあるまい。必ずもっていける。
必ずよりよき変化は期待し得られる。
私はさように信じてうたがわない 』(「私の生活流儀」)」
こうして、あとがきを、本多清六の言葉で終わらせておりました。
ちなみに、私は「あとがき」をひらいただけで400㌻の本文未読。
まえに、渡部昇一氏のエッセイで名前は存じておりました。
いまでは、明治神宮の森との関連で想起される方ですよね。