和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

いつの世にも。

2022-12-02 | 前書・後書。
北康利著「本多清六 若者よ、人生に投資せよ」(実業之日本社)は
初版が2022年10月2日とあります。
検索してたら送料入れても2割引き強で買える古本があり注文。

パラリとひらいたのは『あとがき』。その最後でした。

「 読者の皆さんに本多清六の言葉を捧げて擱筆したい。

『 いつの世にも、根本的な重大問題は山積みしている。
  個人の力ではどうにもならぬ難関が立ちはだかっている。

  しかしながら、各人各個の心掛け次第で、
  それも順次に取り崩していけぬものでもない。

  ≪ 心掛ける ≫といった小さな力も、
  一人の心掛けが十人の心掛けになり、
  十人の心掛けが・・・・・

  いかにままならぬ世の中と申しても・・・
  これを少しでもままなるほうへもって
  いけぬことはあるまい。必ずもっていける。

  必ずよりよき変化は期待し得られる。
  私はさように信じてうたがわない 』(「私の生活流儀」)」


こうして、あとがきを、本多清六の言葉で終わらせておりました。
ちなみに、私は「あとがき」をひらいただけで400㌻の本文未読。

まえに、渡部昇一氏のエッセイで名前は存じておりました。
いまでは、明治神宮の森との関連で想起される方ですよね。

コメント (2)
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