6時ごろに八ケ岳観音平を出発し、花散策しながら編笠山を越えて青年小屋に到着したのは11時になった。空模様が怪しくなってきて、これから向かう権現岳は完全に雲の中に入ってしまい姿が見えなくなってしまった。途中で雨に降られるかもしれないが、行けるところまで行ってみることにする。
途中の林の中にもミヤマフタバランが生えていた。
チシマギキョウはもう終盤だった。
会いたかったリンネソウは満開。
山梨県ではあまり見ることが無いリンネソウ。この場所は比較的多く群生している。
タカネナデシコ
シコタンハコベは数ヶ所に分かれて生育している。
シコタンハコベ。一斉に花は咲かず、数個ずつ咲いて行く。
きっとあると思っていたリシリカニツリが現れた。
茎には軟毛が密生している。
想定していた以上にたくさん生育していたリシリカニツリ
花が開くとこのようになるようだ。
イワスゲ。これは普通に見かける。北岳にもたくさん生育している。
見たことが無いスゲに出会う。これはすげ~スゲかと思ったのだが・・・。
八ヶ岳では比較的多く見かけるミヤマアシボソスゲというスゲだった。鱗片の芒(のぎ)が長いのが特徴である。
もう枯れかけているがこれはあまり見かけないスゲ。
探していたヒゲハリスゲでおそらく間違いないと思う。
咲き残りのムシトリスミレ
タイツリオウギと思われる。
タカネヒゴタイ 下に見える編笠山は雲の中。
権現岳砂礫地のお花畑
コマクサが咲いていた。
途中で小雨が降ったがすぐに止んだ。なんとか権現小屋に到着した。
権現岳砂礫地のお花畑が素晴らしく、初めて出会うミヤマアシボソスゲやほとんど見たことが無いヒゲハリスゲ、リシリカニツリ、さらにこの場所では初めて見かけるムシトリスミレなど様々な植物との出会いがあり、すっかり時間を費やしてしまい権現岳小屋に到着したのは午後2時になってしまった。真っ白な霧におおわれて景色は見えないが天候はなんとか持ちそうである。少々時間がかかるが、三ツ頭、木戸口公園を経由して周回ルートを下山することにした。
ミヤマウシノケグサ。普通に生えている。
ヒメシャジンとミヤマウシノケグサ。以前に撮影した画像でヒゲハリスゲだと思っていたのはミヤマウシノケグサだったようだ。
オニクはもう枯れかけていた。
ムシトリスミレは結実しかけていた。
満開だったタカネシュロソウ
三ツ頭山頂
草地の中に生えていたヤマサギソウ
今年は見られないかと思っていたミヤマモジズリを花仲間が発見してくれた。
下山の行程は長く、その大半が笹薮で目ぼしい花は見当たらず。ひたすら歩くといった感じだった。観音平に到着したのは薄暗くなりかけた6時過ぎだった。天候が持ってくれたのが何よりの幸いだった。久しぶりに歩く長い行程で、当然の如く翌日は足が痛くなったが、それにも増して今回の花散策は新しい発見が多々あり、とても有意義な山行となった。
途中の林の中にもミヤマフタバランが生えていた。
チシマギキョウはもう終盤だった。
会いたかったリンネソウは満開。
山梨県ではあまり見ることが無いリンネソウ。この場所は比較的多く群生している。
タカネナデシコ
シコタンハコベは数ヶ所に分かれて生育している。
シコタンハコベ。一斉に花は咲かず、数個ずつ咲いて行く。
きっとあると思っていたリシリカニツリが現れた。
茎には軟毛が密生している。
想定していた以上にたくさん生育していたリシリカニツリ
花が開くとこのようになるようだ。
イワスゲ。これは普通に見かける。北岳にもたくさん生育している。
見たことが無いスゲに出会う。これはすげ~スゲかと思ったのだが・・・。
八ヶ岳では比較的多く見かけるミヤマアシボソスゲというスゲだった。鱗片の芒(のぎ)が長いのが特徴である。
もう枯れかけているがこれはあまり見かけないスゲ。
探していたヒゲハリスゲでおそらく間違いないと思う。
咲き残りのムシトリスミレ
タイツリオウギと思われる。
タカネヒゴタイ 下に見える編笠山は雲の中。
権現岳砂礫地のお花畑
コマクサが咲いていた。
途中で小雨が降ったがすぐに止んだ。なんとか権現小屋に到着した。
権現岳砂礫地のお花畑が素晴らしく、初めて出会うミヤマアシボソスゲやほとんど見たことが無いヒゲハリスゲ、リシリカニツリ、さらにこの場所では初めて見かけるムシトリスミレなど様々な植物との出会いがあり、すっかり時間を費やしてしまい権現岳小屋に到着したのは午後2時になってしまった。真っ白な霧におおわれて景色は見えないが天候はなんとか持ちそうである。少々時間がかかるが、三ツ頭、木戸口公園を経由して周回ルートを下山することにした。
ミヤマウシノケグサ。普通に生えている。
ヒメシャジンとミヤマウシノケグサ。以前に撮影した画像でヒゲハリスゲだと思っていたのはミヤマウシノケグサだったようだ。
オニクはもう枯れかけていた。
ムシトリスミレは結実しかけていた。
満開だったタカネシュロソウ
三ツ頭山頂
草地の中に生えていたヤマサギソウ
今年は見られないかと思っていたミヤマモジズリを花仲間が発見してくれた。
下山の行程は長く、その大半が笹薮で目ぼしい花は見当たらず。ひたすら歩くといった感じだった。観音平に到着したのは薄暗くなりかけた6時過ぎだった。天候が持ってくれたのが何よりの幸いだった。久しぶりに歩く長い行程で、当然の如く翌日は足が痛くなったが、それにも増して今回の花散策は新しい発見が多々あり、とても有意義な山行となった。