2週間ほど前に訪問した時には蕾だったサイハイランがそろそろ咲いている頃ではないかと思う。本日は午後から仕事だったが想定していたよりも早く4時過ぎに仕事が終わった。日が長くなったので6時過ぎまでは植物観察が可能になっており、高速を使えば北杜市長坂までならば1時間程度で移動できるはずである。来週は台風の影響で前線が停滞して雨になるようなので訪問できる機会はあまり無く、本日訪れてみることにした。5時過ぎに大深沢川に到着し、サイハイランが生育する場所に行ってみる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/50/90e1cc6c7e0bdcc08775e89f685ff82c.jpg)
咲き残りのホタルカズラ。この1輪のみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/60/2cf7377eefc79c31017d73f6085ff888.jpg)
ハンショウヅルが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/1d/211fb7c6415e9400a7616dacc4c12b61.jpg)
アザミの仲間がたくさん生えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/cd/59718e9f99862d7011ea90ee634dd8fa.jpg)
茎に刺々しいヒレを持っている。これはヒレアザミであろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b2/8a62d9050527fe82f25984911c9f8f03.jpg)
ロープの張られた草むらにサイハイランが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/56/bc8dd55ce818404a6b9492912efdb372.jpg)
ちょうど満開、ど真中である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/81/1f1f39c10741346846004bca3399d312.jpg)
やっと見られたサイハイランの花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/dc/b71517529d7de41bbbf6537f14a50809.jpg)
正面から見るとウマヅラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/9b/6fab2980f65bfb4fbdb863320a1754ac.jpg)
側面から見るとオオカミのようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/52/08894fb1eee4872f28384c22ec265eb0.jpg)
こちらのサイハイランも満開
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c3/b6e24e0272aeb34b3fc1fdeb238a9fd9.jpg)
遠くの位置にあるものはまだ蕾のようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/03/cce9db4b511e5ce78811b19b19585a42.jpg)
もうひとつ確認しておきたかったのがこの群生しているスゲ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/0b/e7e3de41437a6d7f42e6915c92c938b0.jpg)
頂部が雄小穂、下に雌小穂が付いているのが基本的な構造である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/cc/067177267f8c00e692f0a174b65f64e0.jpg)
しかし時に先端部が雄で根元に雌がある雄雌小穂のものもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ca/f3ac1d821541f8a7e8f0f916aba49ee2.jpg)
成熟した雌小穂を観察してみる。果胞に毛が生えているようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/74/b946868b74b550cff45fa0404db5a832.jpg)
マクロで拡大撮影してみる。雌小穂の鱗片は果胞より短く、果胞には毛がたくさん生えている。これはビロードスゲであろう。
満開のサイハイランにやっと出会うことが出来た。東部富士五湖地方でも確認しているのだが個体数は少なく、上野原方面の山には結構あると聞いている。そして確認しておきたかったスゲは果胞に毛がたくさん生えており、ビロードスゲというカヤツリグサ科の植物で間違い無さそうである。県によっては絶滅危惧種に指定されており、おそらく山梨県でも珍しいスゲなのではないかと思う。6時過ぎまで観察して少し薄暗くなってきた頃に撤退となる。短時間だったがとても有意義な散策になったと思う。
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咲き残りのホタルカズラ。この1輪のみ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/60/2cf7377eefc79c31017d73f6085ff888.jpg)
ハンショウヅルが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/1d/211fb7c6415e9400a7616dacc4c12b61.jpg)
アザミの仲間がたくさん生えている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/cd/59718e9f99862d7011ea90ee634dd8fa.jpg)
茎に刺々しいヒレを持っている。これはヒレアザミであろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b2/8a62d9050527fe82f25984911c9f8f03.jpg)
ロープの張られた草むらにサイハイランが咲いていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/56/bc8dd55ce818404a6b9492912efdb372.jpg)
ちょうど満開、ど真中である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/81/1f1f39c10741346846004bca3399d312.jpg)
やっと見られたサイハイランの花
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/dc/b71517529d7de41bbbf6537f14a50809.jpg)
正面から見るとウマヅラ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/9b/6fab2980f65bfb4fbdb863320a1754ac.jpg)
側面から見るとオオカミのようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/52/08894fb1eee4872f28384c22ec265eb0.jpg)
こちらのサイハイランも満開
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/c3/b6e24e0272aeb34b3fc1fdeb238a9fd9.jpg)
遠くの位置にあるものはまだ蕾のようである。
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もうひとつ確認しておきたかったのがこの群生しているスゲ
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頂部が雄小穂、下に雌小穂が付いているのが基本的な構造である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/cc/067177267f8c00e692f0a174b65f64e0.jpg)
しかし時に先端部が雄で根元に雌がある雄雌小穂のものもある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ca/f3ac1d821541f8a7e8f0f916aba49ee2.jpg)
成熟した雌小穂を観察してみる。果胞に毛が生えているようである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/74/b946868b74b550cff45fa0404db5a832.jpg)
マクロで拡大撮影してみる。雌小穂の鱗片は果胞より短く、果胞には毛がたくさん生えている。これはビロードスゲであろう。
満開のサイハイランにやっと出会うことが出来た。東部富士五湖地方でも確認しているのだが個体数は少なく、上野原方面の山には結構あると聞いている。そして確認しておきたかったスゲは果胞に毛がたくさん生えており、ビロードスゲというカヤツリグサ科の植物で間違い無さそうである。県によっては絶滅危惧種に指定されており、おそらく山梨県でも珍しいスゲなのではないかと思う。6時過ぎまで観察して少し薄暗くなってきた頃に撤退となる。短時間だったがとても有意義な散策になったと思う。
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