Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

小麦戦争

2022年05月21日 06時30分14秒 | Weblog
ロシアは食料を武器に使用、世界食料供給「人質」に=米国務長官
 「ブリンケン長官は国連安全保障理事会の会合で「食料を武器とする決定はロシアが下したもの」と強調。「ロシア政府の行動によって、ウクライナ国内の倉庫には2000万トン規模の穀物が眠っている状況で、世界の食料供給は減少し、価格が高騰、世界中で食料不安を引き起こしている」と述べた。さらに、ウクライナの港湾封鎖を解除するようロシアに訴えた。

「小麦備蓄、あと3週間で枯渇」 パレスチナで深まる食糧危機
 「パレスチナ自治区は小麦の約95%を輸入に頼っており、約3分の1をウクライナ産が占める。しかし、小麦の輸出大国であるウクライナとロシアは戦争の影響で食糧の輸出が落ち込んでいる。
 パレスチナ自治区向けの小麦の大半はイスラエル経由で運ばれてくるが、そのイスラエルも穀物の半分をウクライナから輸入している。パレスチナ自治区では、政府が食糧保管施設を保有していないため、域内の価格は市場の変動にいっそうさらされやすくなってもいる。


 アフガン侵攻の直前、旧ソ連はアメリカなどから大量の小麦を輸入したという。
 やはり、食料の確保は戦争における重要課題なのだ。
 今回のロシアも、おそらく自国の食料を確保した上で、ウクライナの小麦を”人質”にとろうとしているのではないだろうか?
 こんな風に、最近のニュースを見ると、だんだん「小麦戦争」の側面が出て来たようである。
 そうなると、穀物の半分をウクライナから輸入しているイスラエルも黙ってはいないだろう。
 そろそろモサドあたりが動き出すのでは?という気がする。
 ちなみに、私は小麦アレルギーの傾向があるため、パンなどは極力食べないようにしており、炭水化物は米とイモに依存している。
コメント
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