《奇跡のデュオ》 堀米ゆず子&ヴァレリー・アファナシエフ
「それぞれが世界最難関エリザベート国際コンクールを制して以来絶賛され続けるワールドクラス! ヴァイオリン界の超実力派、堀米ゆず子(ほりごめゆずこ)と、ピアノ界の鬼才、ヴァレリー・アファナシエフが奇跡の共演を果たします。研鑽と信念に基づく独自の世界観を持つ2人の、予測不能な化学反応…。アンサンブルの神髄を聴けるであろう、貴重な公演です!」
同じコンクールの優勝者で、現在は同じ国に住んでいる二人のデュオ。
堀米さんの演奏を生で聴くのはこれが初めてで、アファナシエフは2回目である。
アファナシエフについて、私はあまりいい印象を持っていなかった。
というのも、3,4年前に聴いた「展覧会の絵」が、余りにも”崩した”演奏だったからである。
ピアノの場合、私はオーソドックスな演奏が好きで、”崩して”弾くのは好みではない。
ところが、アファナシエフの「キエフの大門」などは、予測不能なくらいテンポを意図的に乱した演奏だったので、悪印象を抱いたのである。
ところが、意外や意外、堀米さんとのデュオでは、崩さない、端整な演奏になっている。
やはり、「相手に合わせる」という意識がそうさせるのだろう。
よって、”デュエット不能”という私がひそかに恐れていた事態は生じなかった。
ところで、歌手にも”崩して歌う”人は多いが、その代表は小林旭だと思う。
YouTubeで「小林旭 デュエット」で検索すると、「昔の名前で出ています」のデュエットの映像が出て来るが、さすがの大月みやこさんも、サビの部分では、合わせられなくて苦労しているようだ。
「それぞれが世界最難関エリザベート国際コンクールを制して以来絶賛され続けるワールドクラス! ヴァイオリン界の超実力派、堀米ゆず子(ほりごめゆずこ)と、ピアノ界の鬼才、ヴァレリー・アファナシエフが奇跡の共演を果たします。研鑽と信念に基づく独自の世界観を持つ2人の、予測不能な化学反応…。アンサンブルの神髄を聴けるであろう、貴重な公演です!」
同じコンクールの優勝者で、現在は同じ国に住んでいる二人のデュオ。
堀米さんの演奏を生で聴くのはこれが初めてで、アファナシエフは2回目である。
アファナシエフについて、私はあまりいい印象を持っていなかった。
というのも、3,4年前に聴いた「展覧会の絵」が、余りにも”崩した”演奏だったからである。
ピアノの場合、私はオーソドックスな演奏が好きで、”崩して”弾くのは好みではない。
ところが、アファナシエフの「キエフの大門」などは、予測不能なくらいテンポを意図的に乱した演奏だったので、悪印象を抱いたのである。
ところが、意外や意外、堀米さんとのデュオでは、崩さない、端整な演奏になっている。
やはり、「相手に合わせる」という意識がそうさせるのだろう。
よって、”デュエット不能”という私がひそかに恐れていた事態は生じなかった。
ところで、歌手にも”崩して歌う”人は多いが、その代表は小林旭だと思う。
YouTubeで「小林旭 デュエット」で検索すると、「昔の名前で出ています」のデュエットの映像が出て来るが、さすがの大月みやこさんも、サビの部分では、合わせられなくて苦労しているようだ。