Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

デュエット不能?

2022年12月18日 06時30分54秒 | Weblog
《奇跡のデュオ》 堀米ゆず子&ヴァレリー・アファナシエフ
 「それぞれが世界最難関エリザベート国際コンクールを制して以来絶賛され続けるワールドクラス! ヴァイオリン界の超実力派、堀米ゆず子(ほりごめゆずこ)と、ピアノ界の鬼才、ヴァレリー・アファナシエフが奇跡の共演を果たします。研鑽と信念に基づく独自の世界観を持つ2人の、予測不能な化学反応…。アンサンブルの神髄を聴けるであろう、貴重な公演です!

 同じコンクールの優勝者で、現在は同じ国に住んでいる二人のデュオ。
 堀米さんの演奏を生で聴くのはこれが初めてで、アファナシエフは2回目である。
 アファナシエフについて、私はあまりいい印象を持っていなかった。
 というのも、3,4年前に聴いた「展覧会の絵」が、余りにも”崩した”演奏だったからである。
 ピアノの場合、私はオーソドックスな演奏が好きで、”崩して”弾くのは好みではない。
 ところが、アファナシエフの「キエフの大門」などは、予測不能なくらいテンポを意図的に乱した演奏だったので、悪印象を抱いたのである。
 ところが、意外や意外、堀米さんとのデュオでは、崩さない、端整な演奏になっている。
 やはり、「相手に合わせる」という意識がそうさせるのだろう。
 よって、”デュエット不能”という私がひそかに恐れていた事態は生じなかった。
 ところで、歌手にも”崩して歌う”人は多いが、その代表は小林旭だと思う。
 YouTubeで「小林旭 デュエット」で検索すると、「昔の名前で出ています」のデュエットの映像が出て来るが、さすがの大月みやこさんも、サビの部分では、合わせられなくて苦労しているようだ。

コメント
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