Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

15人目の歌い手

2024年11月12日 06時30分00秒 | Weblog
  • J.オッフェンバック:『ホフマン物語』より

  • L.v. ベートーヴェン:『フィデリオ』より

  • P.I.チャイコフスキー 『エウゲニ・オネーギン』 より

  • G.プッチーニ:『蝶々夫人』より

  • G.ロッシーニ:『チェネレントラ』より

  • G.ドニゼッティ 『ドン・パスクワーレ』 より

  • G.プッチーニ:『つばめ』より

  • G.メノッティ 『霊媒』 より

  • J.マスネ 『マノン』 より

  • W.A.モーツァルト 『コジ・ファン・トゥッテ』 より

  • G.ビゼー『真珠とり』より
 使用言語をみると、
・イタリア語:5曲
・フランス語:3曲
・ドイツ語:1曲
・英語:1曲
・ロシア語:1曲
という選曲。
 昨年の「カルメル会修道女の対話」からも分かるとおり、研修所はフランス語を結構重視しているようだ(カルメル会と四十七士、あるいは殉教と殉死)。
 その理由は、昨日指摘したとおり、おそらくは「『語り』と『歌』」両方の発声法を習得しなければならないからではないだろうか?
 さて、若手の皆さんはさすがにトレーニングを積んでいるだけあって、フランス語の歌も滑らかに聞こえる。
 しかも、冒頭に「ホフマン物語」からの2曲を持ってきたのが正解で、一挙に笑いが起こってよいスタートとなった。
 やはり最初の曲は重要なのだ。
 「ホフマンの舟歌」以外はガラ公演ではあまり上演されない曲で、私などにとっては有難い選曲である。
 ちゃんと現代オペラからG.メノッティの「霊媒」を選ぶところもすごい。
 終演後に強く感じたのは、伴奏のマーティン・カッツさんが完璧なところ。
 ちょっと調べたところ、「現代最高の共演ピアニスト」と評されているらしい(アーティスト:マーティン・カッツ(ピアノ))。 
 「15人目の歌い手」は、この人だった。
コメント
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