Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

「土」v.s.「油」、あるいは救世主としてのアニー

2024年11月08日 06時30分00秒 | Weblog
亡き父(?)「タラの、この赤い土が、お前の支えなんだ。
スカーレット「タラ、私の故郷・・・帰ろう・・・」(4:58付近~)

 アメリカ大統領選は、”不動産王”トランプ氏の勝利に終わった。
 彼が不動産=「土」を体現する人物であるとすれば、ハリス氏はどうなるだろうか?
 私見では、民主党が戦前から最大の関心を抱いてきたのは「資源」であり、なかんずく「油(石油)」であると思う。
 例えば、日本への石油輸出禁止を決めたのも、民主党のF=ローズヴェルト大統領だった(昭和16年(1941年)8月1日アメリカ、全侵略国への石油の輸出を全面禁止(発動燃料、航空機用潤滑油も含む))。
 また、ロシアの石油産業に食い込んだのも、民主党に連なる集団だった(最後の棒倒し(1))。
 なので、ハリス氏=「油」という表現が分かりやすいと思う。
 ということは、今回の大統領選は、「土」v.s.「油」の戦いで、これに「土」が勝利したのである。
 ちなみに、「土」は「血」と並ぶ集団の組成原理であり、「原母」の象徴でもある(”原母”の死、あるいは暗喩としての土)。
 さて、「土」を体現するトランプ氏は、「アメリカ・ファースト」をスローガンに掲げ、自国の利益の極大化と「モンロー主義」を推進していくと予想される。
 なので、移民を排斥し、ウクライナ戦争は終結させようとするかもしれないし、台湾有事には「関税200%」で対応して軍事介入はしないかもしれない。
 つまり、トランプ氏は、スカーレットのように、「故郷」(アメリカ)に帰ろうとするのだろう。
 ところが、レットの方を見ても、彼は、

 ”Frankly, my dear, I don't give a damn.”(俺の知ったこっちゃない。)

と言うばかりで、これまた自分のことしか考えていないようである(好きな映画を語る〜「風と共に去りぬ」)。
 ・・・やはり、ここは、救世主アニーに登場してもらうしかない!?

コメント
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