パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

義憤、素直に腹を立てればいいのでは!

2007年03月29日 20時49分19秒 | Weblog
週刊誌を読んでて「義憤」の文字に目がいった
「そう、これ、これが欠けている」

道義に外れたこと、不公正なことに対するいきどおり
の意味を持つこの義憤 
今の世の中、この義憤が表に出て
なにか形になっているだろうか

最近は、腹を立てると言っても個人のレベルの事が多かったり
むかつく対象が小さな事なのは
以前読んだ「他人を見下す若者たち」にも書かれていたが
単純に「悪い事は悪い」と、いつから言えなくなった(言わなくなった)のだろう

バレなければ全ては「やったもん勝ち」
変な事に腹を立てるより
必要なのは上手く立ち舞う事
こんな気分が蔓延しているような気がするが
なんだかなあ、、、。

子供が産まれた時に親の多くは
「素直な心のやさしい子に育ってほしい」
と言うが、それは率直な感情だと思う
だから、願わくば、(子供のような)素直な感情が
憤りを感じるような事には
単純に(諦める前に)憤りを感じてほしいものだ




コメント
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