パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

都会の家の作り様は、ハードな生活の現れ?

2007年03月30日 21時37分40秒 | Weblog
その場所に行かなければわからない事や感じられない事がある
家の作り様もそうだろう

雑誌やモデルルームにあるような生活感のない家、
コンクリート打ちっぱなしだったり
白いダイニングキッチン
こうした家は都会に住んでいればリアリティーを持って
好ましく思われるのだろう

しかし、若くなく、地方に住んでいる自分にとって
そのような家は疲れてしまいそうで
少しばかり遠慮したい気分でいっぱいだ

都会人は家に適度な緊張感を強いて
それがフィットするのだとしたら
結構キツい生活を都会人はしているのだろう

もし仮に、自然素材のホッとできるような家を
多く作って、そこに住んでもらっても
都会の人間はやはり同じようなテンションの生活をするのだろうか?
それよりは、どこか穏やかな人間が出来やしないだろうか

人が環境を作るのではなく、環境が人を作るのだとしたら
人々が住む家というものは、もっとやさしくあるべきのような気がする

圧倒的な大きさのビル
それは確かに凄い!
しかしヒューマンサイズの、いたずらに大きさを誇示しない
建築も見逃せないと思う
バベルの塔づくりは、もうやめてもいい頃だと思うのだが、、
コメント
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