究極のおぼっちゃん、安倍晋三。

呆れた
情けない
恥ずかしい
これが我が国の首相の辞意を知ったときの偽らざる気持ちだ

所信表明演説の数日後
職を賭してテロ特措法の延長に全力を尽くすと言いながら
そして、衆議院の代表質問が始まるという時に
「やーめた！」
美しい国うんぬんと言いながら
自分自身の品格、美しさはどこにあるというのだろう
一番腹の立つのは、こんな人が国民の（日本の）代表として
存在したという事実だ

辞めるタイミングを逸した、というのではない
ただ一言「男らしくない」
急に幕末に慶喜が二条城から抜け出した出来事を思い出した
それも様々な理由はあるにせよ
なんて事をする
という気がしてならない
そして今回も同じ気持ちだ

結局多くの人がいうように安倍氏は
世間知らずのお坊ちゃんにすぎなかった
周りが持ち上げてくれるから何とかなったのを
自分の実力と勘違いしていた
と評されても仕方ないだろう

それにしても政治家の2代目、３代目は考えものかもしれない
政治の方法論、人脈などは詳しくても
多くの場合、庶民感情から離れたキャラクターになりやすいし
甘やかされて育った人間は
本当に厳しい判断ができなくなってしまう
だから今回の我々国民の反省事項としては
安易に政治家の2代目を看板だけで選ばない事だ
本当に彼に実力があるかどうか
それを確かめてから議員に選んでも遅くはないだろう
何を目安にするかと言えば
案外直感の方が、いろいろ書かれた文章を読んだ後の
判断よりは正しいかもしれない
人柄は顔に出てくると言うし
確かにイメージ戦略の罠にはまってしまう危険性もあるかもしれないが
それでもそれらは理屈でだまされるのと同じくらいの危険性のように思える

これから次期総裁選びとなるわけだが
普通にいけば麻生さん？
なんだかこの人もなあ、、、
一番困っているのは自民党ではなく国民だ
このことを政治家はみんなわかっているのだろうか