確かに何故だか(明らかに夏よりは)
本を読みたくなってきているのがこの季節
そこで書店を覗いたのだが、
フト最近の自分の読んでいる本の傾向を振り返ってみると
案外読み飛ばしてしまえる様なものが多いのに気づく
新書は普段自分の思っている事の
確認作業みたいなものを選んでいるし
小説はミステリーや時代劇もので
つまりエンターテインメントに流れてしまっている
思えば若い頃は、小説は時間つぶしの楽しむというよりは
悩むため、苦しむため、考えるために読んだ気さえする
ドストエフスキー、ヘッセ、ゲーテ、キエルケゴール、
福永武彦、高橋和己、遠藤周作、北杜夫、辻邦生、加賀乙彦、夏目漱石
それらはその時点で理解できたかどうかはさておき
少なくとも今よりは身になっている気がする
それは感受性の上でも読書体力があったのかもしれない
科学系の分野でも
精神分析入門、自然界における左と右、不思議な数eの物語
ゾウの時間ねずみの時間などは刺激に満ちて面白かった
しかし、最近のベストセラーを眺めると
少し心配になってしまう
若い人、大丈夫かな?
全身全霊でもって本と対峙する様な経験を持たないと
この国では通用しても
外では通用しない様な気がするのだが、、、
自分の事に戻って
音楽も本も、この年齢になってしまったら
もはや魂を揺さぶられる様なものとの出会いはないのだろうか
それが少し残念だ!
本を読みたくなってきているのがこの季節
そこで書店を覗いたのだが、
フト最近の自分の読んでいる本の傾向を振り返ってみると
案外読み飛ばしてしまえる様なものが多いのに気づく
新書は普段自分の思っている事の
確認作業みたいなものを選んでいるし
小説はミステリーや時代劇もので
つまりエンターテインメントに流れてしまっている
思えば若い頃は、小説は時間つぶしの楽しむというよりは
悩むため、苦しむため、考えるために読んだ気さえする
ドストエフスキー、ヘッセ、ゲーテ、キエルケゴール、
福永武彦、高橋和己、遠藤周作、北杜夫、辻邦生、加賀乙彦、夏目漱石
それらはその時点で理解できたかどうかはさておき
少なくとも今よりは身になっている気がする
それは感受性の上でも読書体力があったのかもしれない
科学系の分野でも
精神分析入門、自然界における左と右、不思議な数eの物語
ゾウの時間ねずみの時間などは刺激に満ちて面白かった
しかし、最近のベストセラーを眺めると
少し心配になってしまう
若い人、大丈夫かな?
全身全霊でもって本と対峙する様な経験を持たないと
この国では通用しても
外では通用しない様な気がするのだが、、、
自分の事に戻って
音楽も本も、この年齢になってしまったら
もはや魂を揺さぶられる様なものとの出会いはないのだろうか
それが少し残念だ!