パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

木魚が決めるテンポ

2008年08月15日 07時50分46秒 | Weblog
いつもとは違ってお盆の朝は
般若心経を唱えるにも木魚を叩きながらなのだが
これがなかなかやりにくい

普段は木魚なしで(特に寒い朝などは)新幹線並の速さで
般若心経を唱えるのが癖になっていて
こんな風に木魚を叩くとテンポアップができず
どうしてもゆったりしたテンポに終始してしまう

すると惰性で覚えた般若心経も記憶が
いきなり怪しくなってしまい
今どこらあたりだったか?と
声を出しながら考えていたりする

不意に友達の、プロになったベース奏者の言葉が頭に浮かんだ
「音楽はベースと太鼓がその骨格を決める」
確かにその通りだ!
と意味合いは多少違うかもしれないが
言わんとすることはわかる

話は元に戻って
お寺で聞く般若心経は
今朝の木魚叩きながらのものよりもっと遅い
そしてその印象は遅いというだけで
ずいぶん違うように思える

たが、どこかのお寺で聴いた般若心経は
我が家と同じくらい速いのがあった

今はどちらの方が一般的なのか知らないが
このお経のテンポも少しずつ速くなっているのかも?
しかし木魚にあわせれば、そんなに速くはなれないかな?




コメント
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