といっても有名なベートーヴェンのそれではなく
ブルックナーの未完の楽章のこと
夜は滅多に管弦楽曲は聞かないけれど
今日は不意に
「あれどんなだったけ」
とインバル指揮のフランクフルト放送交響楽団による
サマーレ、マッツカ編の終楽章を聞いた
聞き終わってなんかストレスがたまりそうで
確かまだ一枚、終楽章をいれたCD があったぞ!と
アイヒホルン指揮のリンツ、ブルックナー管弦楽団の
J.A.フィリップスを中心とする復元、補足版を
引っ張り出してみた
そして2枚合計で1時間弱
確かに7番や8番の交響曲の終楽章も
初めのころは、お祭り騒ぎでどこに向かうやら
とわかりにくかったが
どうもこれらの補足版とは違う
つまり補足版はあくまでも補足!
資料的な意味だけで内容はブルックナーでは
ないように(しゃれ?)思える
なるほど9番のトーンにあったフレーズや
生きていたら上手く使いこなしただろうな
と思われる荘厳な旋律はある
しかし、楽章全体の直感的な見通しが悪い
様に思えてならない
それは聞き込んでいっても
解消されそうな感じはもてなかった
結局、終楽章は未完
材料はあったとしてもそれらを捏ね上げるマイスターは
時間に合わなかったし
まとめ上げるのにはもう少しアイデアが必要で
それらを考え出す機会も与えられなかった
ということに落ちついたほうがよさそうだ
あの3楽章のアダージョで終わっても
未完というより
むしろ永遠とか余韻が感じられて
それで完成しているような気がしてならない
この後でテ・デウムを演奏することですら
自分的には余分な気がするが
本当に作曲者本人はどんなことにしたかったのだろう
ブルックナーの未完の楽章のこと
夜は滅多に管弦楽曲は聞かないけれど
今日は不意に
「あれどんなだったけ」
とインバル指揮のフランクフルト放送交響楽団による
サマーレ、マッツカ編の終楽章を聞いた
聞き終わってなんかストレスがたまりそうで
確かまだ一枚、終楽章をいれたCD があったぞ!と
アイヒホルン指揮のリンツ、ブルックナー管弦楽団の
J.A.フィリップスを中心とする復元、補足版を
引っ張り出してみた
そして2枚合計で1時間弱
確かに7番や8番の交響曲の終楽章も
初めのころは、お祭り騒ぎでどこに向かうやら
とわかりにくかったが
どうもこれらの補足版とは違う
つまり補足版はあくまでも補足!
資料的な意味だけで内容はブルックナーでは
ないように(しゃれ?)思える
なるほど9番のトーンにあったフレーズや
生きていたら上手く使いこなしただろうな
と思われる荘厳な旋律はある
しかし、楽章全体の直感的な見通しが悪い
様に思えてならない
それは聞き込んでいっても
解消されそうな感じはもてなかった
結局、終楽章は未完
材料はあったとしてもそれらを捏ね上げるマイスターは
時間に合わなかったし
まとめ上げるのにはもう少しアイデアが必要で
それらを考え出す機会も与えられなかった
ということに落ちついたほうがよさそうだ
あの3楽章のアダージョで終わっても
未完というより
むしろ永遠とか余韻が感じられて
それで完成しているような気がしてならない
この後でテ・デウムを演奏することですら
自分的には余分な気がするが
本当に作曲者本人はどんなことにしたかったのだろう