パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

音のいいCD?

2008年10月26日 19時52分52秒 | Weblog
なにやらやたらと音のいいCDがあるらしい!
(SACDではなくて)
そんな話を聞いたのが数ヶ月前

先日アマゾンからのメールにHiQualityCDで
サイモン・ラトル ベルリンフィルのベルリオーズ
幻想交響曲の案内があった

CDの音に最近がっかり気味だが、これはどんなものか?
と曲もメンバーもいいので頼んでみた
そして今日、届いたものを早速聴いてみた

うーん、確かに静寂がよりはっきりするような
楽器の音もより生っぽい感じはするのだけれど
それでもやっぱりCDの音かな
低弦の迫力もそれなりなんだけれど
その後で聴いたレコードの音と比べると
音楽の密度、エネルギー感、暖かさが違う

もっとも録音の傾向のせいかもしれない
EMIの音はどうも神経質になりすぎる傾向が
あるようでマーラーの5番もあまり感心しなかったのとなんだか似ている
この間のブルックナーの4番は良かったのに

それにしても今は持っているソフトはCDの方が多くなっているし
これからも発売されるのはCDで、
レコードは再販はあるかもしれないが新しくは出ないだろうから
良い音で聞こうとするには厳しい状況だ

オーディオショップの人が奨めるCDプレーヤーを手にすれば
その問題は解決するだろうか?
聴いてみないことのはわからないが
プレーヤーと言うよりはシステム、フォーマットのせいで
不満な音になっているような気がしてならない

カラヤンがソニーと相談して(?)
ベートーヴェンの第9が1枚のCDに収まるようにしたために
情報量がカットされて薄っぺらな感じの音になった、等と
言われているが、もしそうだとしたら残念なことだ

そういえばNHKFMでライブ録音の演奏の方が
同じ演奏がCDになったものよりずっと良い気がする
(アバド アルゲリッチのチャイコフスキーのピアノ協奏曲とか
 ヴァントのブルックナーの8番等)

本当に、なにか良い手はないかな


コメント
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