パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

季節の果物

2008年11月01日 22時35分08秒 | Weblog
喜ばしいことなのだけれど、
続くとなんだか素直に喜べないのが
季節の野菜、果物の差し入れ

今日もまた、やっと母の友達からいただいた柿を食べ終わって、
さて次は自分の知り合いからもらった
少し器量のいい柿に移ろうとしたのだが、、、
久しぶりに叔父さん夫妻がやってきて
おばさんの実家の柿をたくさん取ってきたので
挨拶がてらおすそ分けに訪れたとのこと

ありがとうございます
さすがに、「家にはしっかり柿があります」
ともいえずいただいたのだが、、、

実際この田舎では近所付き合いがまだ濃くて
食べ物の差し入れなどは頻繁にある
春には竹の子、夏はゴーヤ、秋には栗、柿
冬は蜜柑などなど
商売にしているというより家で育ったものを
届けてくれるので、それらはいつも数件重なってしまう
まるで、これでもか!というくらいに

竹の子などは始めはうれしいけれど
段々飽きてきて、ついには「またか!」
と思うまでになるが考えてみると贅沢なことだ

季節の旬のものを頻繁に
ただでいただけれるなんて!
贅沢とは実はこのような事かもしれない

無理やり季節はずれのあまり美味しくない果物を
高い金を出して食べるより
季節のものを素直に自然からの頂き物として食する
季節の変化の激しいこの国は
こうして自然と接していくことが
一番無理のない生き方のような気がする

そして親切なご近所さんに恵まれる社会が
(かつてはどこにでも存在したように)
いたるところで見られればいいのだけれど

それにしても一気に食べごろになってしまう柿
柿の木のある家は、赤くなっても収穫せずに
ほったらかしにしているのを見かけるけrど
ついつい、あの柿はいったい収穫されるのだろうか?
腐るまでそのままなのだろうか?
などと余分な心配をしてしまう

腐らせてしまうくらいなら近所へのおすそ分けは
正しい行い、、、だと思う?
コメント
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