パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

若者と政治

2009年02月09日 22時09分18秒 | Weblog
先日20代の若者に聞いてみた
「今度選挙が実施されたら投票に行く?」
答えは
「行かない!」

「行っても、行かなくても
 変らないから?」

「というより、全然関心がないから」

このように答えた若者は割と安定した立場にいる会社員で
この不況下でもまだのんびりと構えていられる

一瞬、いまどきの若者は!
と文句を言いたくなったけれど
ふと自分を振りかってみると自分が
20代のときも似たようなものだったような気がする

少なくとも今自分が感じているほど
政治が生活に関係しているとは思わなかったのは事実だ

だがへそ曲がりな自分は選挙は
政権与党の独走のブレーキ役として
いつも第2党の候補者に入れることにしていた

それは常勝巨人よりもドジな阪神が好き
と似たところがある
どうも権威みたいなものには違和感とか
居心地の悪さを感じたのだった

それにしても政治の無関心は
このご時勢でも馬鹿に出来ないくらいの多さのようだ
それも若者に

これは若者にはある確率で仕方ないことかもしれない
みんな政治に興味を持つなんて事のほうが
不自然かもしれない

だから「現実的に」政治をよくするには
物事の酸いも甘いも分かってきた
分別や判断力のある大人たちが
責任を持って行動したほうが効果がありそうだ

今回はどうやら普通なら自民党に投票しそうなお年寄りが
お仕置きとして野党に入れそうな雰囲気だとか
マスコミで報道されているが
そうした判断はあながち間違いでもなさそう

本当は老いも若きもキチンと
政策で選択できるようになるのがいいのだけれど
ないものねだりはしたって仕方ない

今出来ること
それは選挙に、政治に関心のある人たち
社会に不満を持っている人たちは
自分の1票を十分活用すべく
信念をもって投票に臨むこと

だが解散、選挙は
いったいいつのこと?

コメント
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