パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

カラヤン、カラヤン、カラヤン

2009年02月12日 21時16分52秒 | Weblog
昨日の自分の生活のハイライトは、
相変わらずの得点力不足、消化不良のワールドカプ予選
オーストラリア戦ではなく、久々に名古屋に出かけ
そこで見つけたレコードのこと

最近は本当にCDを買わなくなった
配信サービスを利用しているのではなく
CDの音質に不満を感じているからで
レコードの分厚い、楽器の音を思わせるのと違って
痩せた、デジタルズームみたいな音に辟易して
機会があればレコードを求めようと思ったのだが
さすがに今レコードを売っているところは少ない

そこで名古屋に行ったついでにバナナレコードをちょいとのぞいてみた
始めはJAZZのコーナー BLUE NOTEの欄は結構な金額で
知らないものには簡単に手を出さない方が良さそうでパス

次にクラシックコーナー
前に来た時にセットものでリリングのバッハのカンタータ全集があったが
(その時、買おうと言う気が起きたが)昨日もやはり売れずに残っていた
しかし、結局軽くパスして別のセットものを探した

嬉しいことに、あるわ、あるわ、中古ものとしても安い価格で
交響曲全集、ピアノ曲全集に混じって大きなスペースを確保していたのがオペラ
するとベルディ最後の作品「ファルスタッフ」カラヤン指揮のものがあり
まずはこれをキープ、
それからまだまだ探していると
ヴァーグナーの「ジークフリート」カラヤン指揮のものがあるのを見つけた
これは昔「ラインの黄金」を買った時に、
このシリーズで揃えようと思ったけれど、高くて諦めたもので
最近はCDでもあったがどうにも買う気になれず、昨日の価格
5枚組で2580円は「買った!」と即決してしまった
こうなると勢いは止まらず、まだまだ探していると
次に見かけたのがブルックナーの交響曲第8番 カラヤン指揮のヴィーンフィルのもの(1979年録音)
こんなのあったっけ?と思いつつ「ま、いいか!」
と最終的にはカラヤンオンパレードのレコード(?)だった

レコードのありがたいのは音の良さだけではない
解説書、オペラの台詞等のサイズが大きくてとても読みやすい
(CDの解説書は老眼の目ではとても辛い)

で、今日ブルックナーから!
とレコードを出してみると
???

黒いはずのディスクが白い
なんじゃこれは!
レコードの溝もない!
それに妙に厚い!

そこでジャケットをみるとLASER DISCの文字

なんとレコードではなかったのだ
腹が立つやら、情けないやら
よく見ればちゃんとレーザーディスクと書いてある(アルファベットで)
自分の家にはレーザーディスクプレーヤーは無い
つまりこれは再生できないのだ(あらら、、)

しかし、これは自分だけが悪いのかな?
少し店にも一言言いたくなったのも事実
少なくともレコードのコーナーには入れておいてほしくなかった

さてレコード
じつは自分は買ったもののカラヤン信者ではない
といって通ぶった批判好きの人間でもない
響きに陶酔するところや、レガートっぽい演奏はそれなりに
味があって、どちらかというとベームよりはいいと思っている
とくにオペラだったら深さよりは別のものを要求されるので
彼のキャラクターにあっているかもしれないと思わないでもない
カラヤン指揮で好きなのは「サロメ」

買ったはいいけれど、次に問題になるのは
聞く気力が続くか?という点
これはそのときが来るまで待つしかないかな?

そういえば、HMVでカラヤン全集 交響曲ばっかり
ブルックナー、チャイコフスキー、ブラームスなどで
10数枚(?)で安いCD全集が売り出されていたが
これも触手が動いてしまいそう
(文句ばっかり言っているCDなのに)
困ったものだ?






コメント
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