パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ハリー・ポッター 本と映画

2009年02月27日 21時58分27秒 | Weblog
両方を体験した子供は
「本のほうが面白かった」
と答える割合が多いらしい

これに限らず原作と映画を比べる場合
自分でも本の方に軍配を上げることが多い
それは映画の出来不出来の所為ではなく
自分の勝手につくり上げたイメージとのギャップが
映画には多く存在するからだ

自分でイメージすること
確かに本は映画のような様々な説明、解説はない
映画は物語は後を追いかけるだけで
受動的に楽しめるが
本は忍耐を伴う読書と頭の中に自ら映像、イメージを
作り出さなければならない
だが、目が文字を追うスピードよりも速く
話を理解していくような感覚にいたったりすると
実在の空間、時間がそこに存在するような
錯覚に陥り、もうこれは病み付きになる

そう言えばハリー・ポッターの作者も
自分の本が売れてうれしかったのは
子供たちがゲーム機から離れて
本を読むようになってくれたこと
想像力を羽ばたかせる手助けが出来たこと
みたいなことを述べていたれど
本当に今の(日本の)子供たちには
読書の習慣をつけさせたいものだ
でないと後々の「のびしろ」が
期待できないような気がしてならないのだが
コメント
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