パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

「世界中に存在したかどうか」メディアは橋下さんの話を確認してみようとは思わないのかな?

2013年05月18日 09時15分39秒 | あれこれ考えること

相変わらず橋下さんの慰安婦についての報道が続く
センセーショナルだから、それが続くのは仕方ないとして
橋下さんが口にした、
あの当時は度の国も似たようなことをしていた
と言う発言(だから日本も許されるというのではないが)を
本当にそうなのかと調べるメディアや報道がないのは何故なんだろう

そこで、ネットだから信頼性は薄いかもしれないが
(そんなことをいうと投稿した人に申し訳ないけれど)
検索して見つけたのが以下

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■世界各国に存在した「慰安所」「慰安婦」
 そもそも、第2次大戦が行われていた1940年代には、軍隊用の売春施設は特に珍しいものではなく、世界各国に存在していた。
なぜなら、「戦場におけるセックス」の問題は、どの国の軍隊にとっても重要かつ解決困難な課題だったからである。

 (1)ソ連
 世界難民問題研究会協会のドイツ課長であるライヒリンク博士によれば、ソ連赤軍がベルリンまで侵攻してくる間に、190万人の女性が強姦されたという。
そのうち140万人は旧ドイツ東 部領など、50万人は後のソ連占領地域において強姦されたとされる。ライヒリンク博士は、強姦の結果として生まれた子供の数をつかむことは不可能だとしつ つ、その数を29万2000人と推定している。数値の相当性の問題はおくとしても、こうした戦場の現実が「慰安所」の存在を要求するのである。

 (2)アメリカ
 アメリカ軍は1945年5月8日時点で、160万人の兵士がドイツに駐留していた。ハイデルベルクの米軍司令部は、45年3月から4月の間に裁判所で487件の強姦が扱われたとしている。1943年のシシリー島占領後、米軍はドイツイタリア軍が運営していた慰安所をシステムと人員ぐるみ引継ぎ、軍医とMPが規制した。
 アメリカ軍が日本に進駐したとき、最初の1か月、それも神奈川県下だけで2900件の強姦事件が発生した。7年の占領期間中には2536件の殺人と3万件の強姦事件を起こした。事態を憂慮したGHQは、ついに東京都に慰安所の設置を要求した。これはうわさや誇張ではなくれっきとした事実である。

 (3)フランス
 フランス軍 は45年4月21日にシュツッツガルトを占領した。福祉・保険関係の責任者になったガウブ教授はこう報告している。「女性住民はこの災難に十分な準備がな く、多くの場所で強姦事件が何百件となく起こった。60歳以上の女性も16歳以下の少女もこれを逃れることはできなかった」。

 (4)ドイツ
 ソ連に侵攻したドイツ軍は、ソ連ではスターリンが売春を禁じていたので、慰安所を新設せざるを得ず、慰安婦はしばしば強制徴用された。ドイツ本国への強制労働を拒否した若い女性は、代わりに慰安所で働かされた。ユダヤ人も同様であった。
 ノルウェー、デンマーク、ベルギー、オランダ、フランスではドイツ兵の子供が約20万人生まれたといわれる。

 (5)韓国
 ベトナム戦争に参加した韓国軍は、現地の慰安婦を米軍同様に利用し、ベトナム人との混血児がたくさん生まれている。そして韓国では、第2次大戦後も長期にわたり、米軍専用の売春施設が存在し、これを国家が管理していた。

 このように、戦場における性の問題は世界的な普遍現象である。日本軍は確かに慰安施設を戦地に誘致し利用していたが、これは専ら強姦事件の発生を最小限に抑えるための措置であった。

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以上は、阿比留瑠比さんと言われる方のブログからコピペ

まずは、こうした事実の確認からではないのか、
(実際のところ、こうして資料はどうやって探すのか?自分は見当がつかないが)
正直なところ事実であればやったことはひどいと思う
しかしその反面現実的な方法でもあり、仕方ない面も否定出来ない様な気もする
(決して賛成しているのではない、ただ生物というか本能というか、そうしたものを
 どうやってクリアするのかは難しい)

確かに被害者となったのは女性
この方々の人生を踏みにじった事実は変えられない
だがその責任を負うのは何故だか、当事者だけでなく
「男」と言う存在のような気がする

あるいは、それが違うとすればそのような状況を作り上げた
政府、国家、社会

橋下さんの意見は、多少言外に日本びいきの面が見えたりするが
それでなくても、純粋に倫理的・社会学的・哲学的に考えることは
必要であると思う

もっとも、世界は本質的な問題よりも
政治的な意図をもって議論の核がすり替えられたりすることが多い

小説 「運命の人」のモデルとなった事件では
スクープ記事の重要性よりも、その記事を手にした方法の如何を
大騒ぎして肝心の問題はいつか忘れられてしまった

我々は、人間のどうしようもない面を認めながらも
理性の部分だけで社会を構築するんではなく
多少の遊び(ハンドルのような)をもった社会でないと
息苦しいのではないのか

公の言葉は、あまりにもたてまえ過ぎる
しかし、本音を言わなくても皆が共通認識として
感じ取れる世界、それが実践される世界は
矛盾に満ちていても案外完成形に近いのかな
などと思ったりする

コメント
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