パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

枠内シュート率が高い柿谷曜一朗

2013年05月27日 20時54分13秒 | サッカー
またまた柿谷曜一朗について
現時点での得点上位者の個々のデータは以下のとおり


ここで注目したいのが枠内シュート率
つまりシュートが枠にいっているか、どうかという数字
柿谷は68.8% ノヴァコヴィッチの69.2%に僅差の2位
得点率は流石に佐藤寿人が高く31% 柿谷は28.1%

印象は数字に現れて柿谷のシュートの成功の確率は高いといえる

そもそも柿谷のシュートは先日のアントラーズ戦の
50メートルドリブルからの強烈なシュートなんてものより
インサイドキックで流し込むみたいなパターンが多い

そしてこのことが、今の成績の数字に現れているのではないか
つまりゴールの近くでシュートしているということ
ゴールの近くといっても
以前の中山や岡崎のように反射神経的なゴールではなく
どこかキーパーをかわしてのシュートのような感じ

怪物と言われたロナウドも強烈なシュートというより
キーパーをかわしての流し込むシュートが多かったような記憶があったし
実はこの方が確率が高い

しかし、問題はそこまで行けないことが多いことで
その意味では柿谷の今のところゴールの近くに行けていること自体が
かなり貴重なことのように思える

しかし、今後はマークが厳しくなってくるから容易に
ゴール前までは行かしてくれない
とすれば自ら仕掛けるか、中距離からのシュートを磨くしかない
幸い中距離でも結構枠に行ってるし
仕掛けもツボにはまればスーパーなプレーが出来る

後はフィジカルかな
早くフィジカルの強い連中とのマッチアップを数多くこなして
現実的に賢くなることが一番いい事のように思えるが

ザッケローニが今の日本代表の中に柿谷を選ばないのは
今の選手構成や戦術の中では仕方ないと思うが
彼の成長のために何か機会が与えられたら!
と思ってしまうのは自分だけではないようだ

この際メディアは柿谷についてもっと大騒ぎしないかな
有名になってから扱うのではなくて
なりつつある可能性のある選手への注目
面白いと思うのだけどな

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする