パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

遠くに行くときは電車

2014年01月11日 20時58分31秒 | 徒然なるままに
特技に電車に乗ると直ぐに寝ることができる
と書いたことがあった
実際必ずと言っていいほど眠ってしまう
本を読んでいても知らないうちに首が前に落ちている
だが降りる駅を寝過ごしたことはない
本当に電車の中で眠るのは心地よい

そのせいではないが電車は好きだ
乗り鉄といえる程でもないが
遠くに行くときは殆ど電車
遠くと言っても隣の県も電車の範囲
時間的な都合が悪くても
ボーッとしてられる、本が読める、寝ていられる
時としてお酒も飲んでいられる、駅弁を食べていられる
こんな贅沢は多少の時間の都合の悪さには変えられない

3年ほど前は東北新幹線を新青森まで乗って
青函トンネルを通って函館まで行った
飛行機は少しも考えなかった
退屈すると思って持参した本は結局全然読まなかった
風景を見てボーっとするだけでいろんな思いが湧いてきて
充分すぎるほど楽しめた
家々を囲む防風林がある家が畑の中にポツンと見られたり
墓石の色がこちらの地区と違って黒が多いな
と思ったり、日が暮れるのが想像以上に早くて夕方4時くらいには
真っ暗だったみたいだったし、、、

そういえば昨年のドイツ・オーストリア旅行の移動も電車がメイン
やはり持参した本よりはボーッと風景を見て過ごすことが多かった
結局旅は移動時間が目的みたいなもの
そしてもしかしたら人生もそんなものかもしれない

それにしても、最近気になるのは電車の座席のこと
背もたれが真っ直ぐ立ちすぎている
リクライニングできるようになっているとしても
ぎりぎりのスペース確保しているみたいで
どこか貧乏臭い
それとサイズ、少し小さくないだろうか
最近は日本人全体が大きくなっているので
左右前後とも大きくしたほうがいいような気もするが、、、

ところで電車が好きと言っても通勤を前提とした
大見合い形式の座席のタイプは好きじゃない
人というよりはモノを運ぶだけの感じで余裕がなくて
何故か腹が立つ

この地区も車通勤する人が多くなって
家から近くの駅は7時45分から駅員さんはいるけど
それより早い時間と遅い時間は無人となっている
自分が高校に通う時は賑やかだったことを思い出すと
寂しい限りだ

現在は電車の本数が少ないから不便で利用しづらい
使わないから本数が減らされる
負のスパイラルここにも現れて、どうも上手くいかない
電車好きからすればもう少し電車利用者が増えればいいのだが

コメント
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