パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

詩のリズムと音色

2014年02月02日 20時29分59秒 | あれこれ考えること
偉大な人の作品と言われても好きになれない詩(詩人)がある
好みの問題と言ってしまえばそれまでだが
例えば、柿本人麻呂、西行、中原中也は共感できる方じゃない

自分にとって彼らの作品はリズムが悪い
人麿も西行ものんびり謳われるのが本当かもしれないので
普通に読むのとは印象が違うかもしれないが
現在の読み方に限れば流れがゴツゴツして心地良くない

中原中也はリズムは悪くはないけど
音色が好きじゃない
例えば「汚れっちまった、、、」
この音が汚い音
汚れっちまったを表現する音色かも知れないが
どうも好きになれない

「幾時代かがありまして」
で始まる詩も
リズムも定型的、パターン化してるみたいで
自分は何回目には飽きてしまう

反対に自分の好みのうち
リズムがいいのは芭蕉
音色がきれいなのは立原道造
朔太郎は神経質なリズムがいい

テレビで日本文学の朗読全集のCDのCMをやっていて
そこで「汚れっちまった、、、」を耳にして
以前から思っていたことを思い出した次第



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本田はイタリアのサッカーに慣れるまで時間が必要か

2014年02月02日 09時49分49秒 | サッカー
セリエA  ミラン対トリノ戦(結果は1-1の引き分け)
今日が休みなので安心してライブ観戦

本田、残念ながらいいところなかった
ボールが来ないのでどうしようもない
今までの慣れと信頼がある左サイドのロビーニョがらみの
攻撃が多くなるのは仕方ないかもしれない

確かにロビーニョは機動力があっていい選手なんだが
今ひとつ信用出来ない
セレソンの試合でも存在感バリバリと言う選手ではなかった
いいところまで行くんだけど、惜しい!
まるで大久保のような選手
このタイプは評価が難しい

トリノの一点目はFWが上手かった
簡単に抜かれるDFも問題だが
シュートの落ち着き、正確なキック見事
その前のシュートシーンは体勢の反転に思わず声が出た

ミランは押し気味だったがイマイチ迫力に欠ける
ボールが来ない本田はストレスが溜まりそう
たまに右サイドでボールをもらうと
2.3人がボールを奪いに来るディフェンス
イタリアはボール保持者とアプローチする人との
間隔が他のリーグより近いのではないか

他のリーグは、ロシア(?)ではプレスが厳しくてもこれほどじゃなかったのでは
だからそのディフェンスに体が慣れるまで少し時間が必要なのかもしれない
カカでさえ何度かボールロストしていた
本田が右サイドから中にドリブルで持ち込んでも
2回位DFにボールを取られていた
多分いままでの感覚とは違うのだろう

中村俊輔、名波、小笠原、大黒、柳沢 セリアAにトライした連中も
フィジカルコンタクトが厳しい(プレミアリーグとは違うフィジカルコンタクトの質)
このリーグに苦労したのは理解できる
瞬間的な判断、トラップ、正確なパス  ホントこんなことが要求されるリーグ
(当たり前か)
しかし、ここで慣れてもらうことは多いにプラス
体と目が慣れて対応できるようになると
他の試合ではずいぶん余裕を持てるようになれる
意識のスピードのアップと実践的な体の使い方、ボールの持ち方は
選手としての成長につながる

それにしてもイタリアの守備はスペースを与えない守備だけでなく
インターセプトとかボール奪取を考えた守り方
クロスやシュートは体をはって阻止する
その為に体に当てることが多い
これほどDFにボールが当たるリーグは無いのではないか
DFの対応力、反射神経は磨かれている

チャンスが極端に少なくなるこのリーグは
必然点取り屋は僅かなチャンスを逃さないような
スキルを身につけるようになる

遠目からの正確なシュートだけでなく
一瞬のシュートチャンスを決めきる力が
要求され、要求に答えるべく選手が生まれてくる

さて本田
流石にちょっと周りの存在感に押されていないか
どうせならもっと開き直って堂々としたほうがらしい?

とにかく得点という結果が全て
プロの世界は、結局結果がモノを言う

彼がイタリアのサッカーに慣れるまで
もう少し時間がかかるかもしれないが
その時間は与えてもらえるか?
ホント厳しい世界だ

自分としてはとにかく沢山の時間ゲームに出て
このスピードと対人感覚に慣れることを望むだけ
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