パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

初志貫徹、攻撃的に行きましょう

2014年06月10日 20時59分12秒 | サッカー
今回のメンバーは攻撃重視
高い位置を保って、繊細なパスと連動性を活かし
守りはコンパクトな位置取りを活用し
第一DFが素早くプレスにトライし
パスミスを誘う

あれっ、これってスペイン(バルサ)みたい
つまり、上手く行けばスペインみたいになるはず
しかし残念ながら個の部分がだいぶポテンシャルに差がある

でも、そんなことはわかっている
上手くいかない可能性が高いこともわかっている
しかし、挑戦してほしい
重心を低くして守っても日本人は守りきれないし
最近のサッカーは守り切るのは難しいといえるほど
攻撃の能力も上がっている

ならば、目一杯ガチで戦ってほしい
そのほうが次に何をすべきかが見えてくる
結果が大事なワールドカップだが
南アフリカのパラグアイ戦を踏襲しただけでは進歩がない

あれもこれも望むことはできない
今回は攻撃でいく
結果がどうであろうと、博打的であろうと
一回はやって欲しかった方向性

それはなでしこだってそうだった
でかい体格のチームに向かって細かなパスを繋ぐ攻撃は
想像以上にできていた

サッカーがフィジカルが全てならば
日本は永遠にトップグループにはなれない
もちろん最低限のフィジカルや体の有効な使い方はあるだろうが
問題解決の方法として日本独自の試みとして何かを試すのはいいことだ

さてコートジボワール戦の先発

         柿谷

香川       本田     岡崎

   山口       長谷部

長友   森重   吉田    酒井宏

         川島


このメンバーで一番違いそうなのがワントップ
柿谷ではなく大迫かも知れない
イメージ的にはそのほうが無難な感じ
しかし、イメージ通りで終わってしまいそうな気がしてならない
柿谷は消えている時間が多い
しかし、彼はいつもあんな感じ
いつも顔を出して頑張れるタイプじゃない
しかし、消えている分だけスタミナ温存で肝心なことだけをする
そんな感じ

大久保は岡崎と被るから併用はないと思う
出るとしたら途中から

ボランチは山口をベースに縦へボールを運べる長谷部を
体調がいいなら組み合わせてみたい
後半から長谷部から遠藤

DFは定番なら今野、吉田だが最近の今野はアジリティに不安
経験不足でも森重と吉田の将来性に賭けたい
長友はいいとしても内田はどうも代表の試合では
いいと思ったことが少ない

失点に絡んだオランダ戦たザンビア戦、オウンゴールなど
いいイメージがない
そして攻撃もクロスは相手にひっかる事が多い
細かなパス交換もDFの技術でMFやFWのレベルまではいっていない
ポカは多いかもしれないが酒井宏樹の方がでかい割には
足元も上手いしクロスも簡単に相手にぶつけない

しかし、ザッケローニ監督が一番選手を近くで見ているし
性格、相性も理解できるだろうし
対戦相手とのゲームプランもあるだろうから
ここは彼にお任せするしかない

それを思うと大久保の連呼の我が国のサッカーに関する
報道はいつまでたっても素人相手の芸能ネタ報道に似ている

選手を見る目
監督の思い、イメージするものを想像する力
そうしたものを育てていくことが日本のサッカーの
さらなる進歩につながると思うのだが
いつまでたってもメディアは大騒ぎするだけ

もう少しまともな映像メディアはないものか
専門誌はまずまずだが、商業的なスターシステムに加担する傾向も
見えるので少し割り引いて読まなければならないことも多い


コメント
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