大阪のおばちゃんはヒョウ柄の派手な服を着て、頭はパーマをかけて、大きな声で買い物の時は値切り倒し
誰にでも話しかけて直ぐに打ち解けて、現在という時間を徹底的にエンジョイしてるというのが、よそ者から見たイメージ
実際にはそんな人ばかりではないだろうけれど、そう思っている方がなんとなく楽しい
この大阪のおばちゃんに欠かせないアイテムが「飴ちゃん」
どこへいくときも必ず持参して、知らない人にもひょいと渡すコミニュケーションツール
義理の兄の大阪にいる妹さんに、大阪の人は本当にいつも飴ちゃんを持っているか、聞いたことがある
答えは、何かそういうものは持っている
ついでに大阪の定番の「たこ焼き器は家にある?」と聞いたら、これはなかった
でも別の機会に他の大阪出身の人に聞いたら「あるよ!」の答え
やっぱり大阪の「粉もの文化」は根付いている
2日ばかり夜に会合があった
むさ苦しい男ばかりではなく、妙齢の女性も参加する会合
女性がいるとなんとなくやんわり、賑やかとなるが、そこには男だけだったら
きっとなかっただろう(思いつきもしない)お菓子があった(袋もんのそんなに高価でないもの)
それは気遣っていると言うよりは、そんなのあって当たり前!と言った風情
そう言えば時々開かれる会合も、女性陣はいつも食べるものを用意しておいてくれる
そこで、少し考えてしまった(というか勝手な連想をしてしまった)
食べることは、女性は男よりも本能的に大事なことと感じているのではないか、、、と
子供の頃の将来の夢といえば「ケーキ屋さん」と答える女の子も少なくないし
仕事中にも隠れて(?)お菓子を食べてるのを見たこともあるし、女性の引き出しのなかには
お菓子が隠されているという噂(?)もあるし、グリコがヤクルトおばさんのような
「オフィスグリコ」としてお菓子を販売するシステムにトライしたことがあったとか
「飴ちゃん」「お菓子」神通力はなかなか馬鹿にできない
ともに何かを食べると言うのは、ちょっとした幸せを感じることができるかもしれない
男がバスの隣の座席の人に「飴ちゃん」を屈託なく渡す、
と言うのはなかなかイメージしにくいが、それが簡単にできてしまう女性と言うのは
、、、、なかなかすごい(コミュニケーション上手だな)
そう言えば同居人もどこかに出かける時、必ず飴ちゃんを持って出かける
そして運転してる自分に時を見計らって渡してくれる(その飴の種類の豊富なこと)
「飴ちゃん」は大阪のおばちゃんの専売特許ではなく、女の人の常識、、なのかな