お正月といえば実業団駅伝と箱根駅伝
ついつい走ることに注目がいくが、我が家にもランナーが登場した
6歳の双子の女の子と3月に3歳になる男の子が年末から来ていたが
この子たちの走ること走ること
8畳.6畳.8畳の部屋と、それをぐるりと囲むような廊下みたいなところを
家に入ったと思ったら、なにか訳の分からない声を上げて走る走る
そしてその姿は「シクラメンのかをり」の歌にあるような疲れを知らない子どもそのもの
滑って転んで泣きやしないか、、、と心配するも彼らはお構いなし、とにかく走る走る
見ているこちらが疲れてきそうだ
そう言えば昔のお正月もそうだった
小さないとこ同士が集まって昔の家の中を走り回っていた
昔の家は押し入れがたくさんあったので子どもたちにとって遊び場の宝庫
ちょっとだけ年上の、今はしおらしい奥さんになっているMが中心になって隠れんぼ
でも隠れるところは限られているので直ぐにわかってしまうがそこは大人の優しさ
「あれ、どこかな、、、」と大きな声を出しながら探すふりをして付近をウロウロ
すると、どこかから笑い声が聞こえてくる
子どもたちの声はよく響く
音程も高い、そしてなぜだか精一杯の声を張り上げる
何をそんなにムキになって話すのかわからないが、とにかく一生懸命
それは直前の未来しか見ていない
でもその近視眼的なところが罪がなくてかわいい
子どもたちのエネルギーが有り余って走り回るのは地区の盆踊りの練習の際の
小学校の体育館でも見られた
ここでも子どもたちは走る走る、、走らなきゃ損だというように、、
なぜ走るかはわからないが、子供とはそういうものだ、、というのが実感
かわいいモンスターたちも今朝帰路についた
いるときは騒がしくて疲れてしまいそうだが、いざいなくなってしまうと
家は妙にシーンとして寂しさが際立つ
それにしても、彼らは本当に呆れるほどよく走った お疲れ様!