風光るとか薫風とか、、そんな言葉が使われるカラッとした空気の梅雨前の一時期が好きだ
5月は自分の生まれた月ということもあるが、何よりも瑞々しい新緑は見ているだけで
ウキウキするような気持ちになる
毎月同じ時刻、同じ場所から撮影している我が家の庭も6月はこんなに一気に
葉っぱが思いっきり背伸びしている感じ
同居人は伸び過ぎで早く剪定してほしい、、との声
でも、自分が落ち着くのは
この木々に囲まれたこの小さな道の中
強い日差しも遮る葉っぱに囲まれ、わずかに眩しい木漏れ日が見える場所
その中にいると少しだけ湿気を感じて、葉っぱに隠れている虫たちの存在すら感じる
ほんと、落ち着くんだな、、
この場所に椅子を置いてのんびりしたいような、
しかし、スッキリが好みの同居人の圧力は、、、怖い
ずっと前、その人の希望を聞いて庭師さんがあまりにも木を切りすぎてしまったことがあった
その時は相当落ち込んだ
せっかく彼ら(木々も)一生懸命成長したのに、、
取り返しつかないことをしてしまったのではないか、、と思えて
でも植物はたくましい
いつの間にか、また鬱陶しいからさっぱりしてほしい、、という声が聞こえるまでになった
確かに、程々に選定するとさっぱりした気分になるのも否定できない
だが、もう少しだけ木々に囲まれてホッとした気分を味わいたい
(木々は別の葉っぱが触れ合うといろいろ調整をすると「樹木たちの知られざる生活」には
書いてあったが、残安なことにその内容は覚えていない、、、でもみんな頑張れ!という気分)