母はそれがごく自然にできているのに感心してしまう
月に一度、豊橋のお墓の草取りに出かける
そしてその帰りに、丸亀製麺に立ち寄る
食べ終わって店を出るその時、母はいつも
「ごちそうさまでした」
と容器を洗っている人たちに声がけをする
丸亀製麺に限らず、飲食店に行った時はいつもこの言葉が出る
なんか偉いなあ、、と思う
自分も真似しなきゃ!と思うが、気づくのはいつも遅くて
声を出す機会を失っている
しなきゃならないのではなく、自然とこれができるのは
人として素晴らしいと思う
昨日のこと、地域の夏祭りが公民館であった
いろんな催しが計画されていたが、その中にお楽しみ抽選会がある
家庭ごとに抽選券が折り込まれていた
「Tさんのところの、子どもさんにあの抽選券あげておいて
券は〇〇の引き出しにあるから」
こんな指示を受けていたので、Tさんとこに渡しに行ったのが一昨日
昨日の夏祭りは大賑わいだった
抽選も、食べ物、飲み物を買うにも列になっていた
二人の子供と赤ちゃんと奥さんと一緒に来ていたTさんは
「子どもがふたりとも抽選ができて嬉しそうでした
ありがとうございました」
これは母に報告しなければ、、、
母はごく自然に暮らしや生活が問題なく過ぎていく
手段を知っているかのようだ
自分のように頭デッカチにあれこれ理屈をいうより
こうしたちょっとした声がけとか、人の喜ぶ行為をする
その実践こそが尊い、、と気付かされる