ついに行く道とはかねてききしかど、昨日今日とは思はざりしを
在原業平のこの歌が現実に迫ってきている
覚悟は決めていても、簡単に割り切れるものではない
彼女にいつも聞きたいことがあった
幸せだったか?ということ
前には「楽しかった」と言った
自分も今のところ決して運がいいとは言えないかもしれないが
「面白かった」と言いたいと思う
時は戻って来ない
諦めて、運命を受け入れて時の魔法に頼るしかない
でも今は恐怖のほうが先で、やってくる未来を受け入れがたい
僕はちゃんとできていたのだろうか?
祖父や祖母や父に文句を言われないようにできていたのだろうか?
独り言でも、こうして出さないと苦しくて仕方ない