パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

お隣さん

2023年08月16日 09時37分39秒 | 徒然なるままに

田舎の生活は人間関係が近すぎるために暮らしにくい
と思うひともいるようだ
だが、子供時代からずっと知っているお隣さんとの関係は
「遠くの親戚より近くの他人」の諺のようなニュアンスより
もっと心温まる関係を築いていけている

昨日の出来事は珍しいものではない
お昼時に玄関のチャイムが鳴った
扉を開けるとお隣さんが「天ぷらを揚げたから!」
と言ってナス、さつまいも、ししとうの揚げたてを持ってきてくれた

お盆のこの時期には「松明ある?」
と言って持ってきてくれたり
良いシャシャキが手に入ったからどうぞ!
といったことは万度だ

姉より少し上のお隣さん(数年前未亡人となった)
その子どもたちは小さい時から知っている
動物が好きでうさぎに餌を与えていた一番下の優しい娘さんが
女の子ばかり生まれるその家庭を継いでいるが
その彼女の子どもとも時々話をしたりしていたし
成人式の振袖姿を見せに来てくれたりする

つまりはまるで家族のような関係に近い

いつもしてもらってばかりなので心苦しいので
時にこちらからも機会を見つけてお返しをする
すると、すぐにそのお返しが、、、

庭の水やりも同時刻に行うことがあると
ちょっとした話をしたり
昨日は、お墓の松明を焚くタイミングを相談したり
情報を交換し合ったり
大した会話ではないが、心温まる交流ができている

お隣さんが良い人たちで良かった
これが実感だ

昨日はまた玄関のチャイムがなった
今度はいちじくを持ってきてくれた
「雨に濡れちゃったから、早めに食べないと、、、」

ホント、貰いっぱなしで、ちょいと気がひけてしまう



コメント
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