モスクワからサンクトペテルブルクに向かう飛行機が墜落して
搭乗者のプリゴジン氏が死亡したというニュースが報じられている
報道の中には「暗殺」という言葉が当たり前のように使われている
それはいつか行われるだろう!といったニュアンスを含んでいるのだが
一般人が暗殺という言葉に抵抗感なく受け入れているように思える
のには違和感を覚える
プーチンの性格からするとやりかねない!
(反体制派のジャーナリストもイギリスで暗殺された実績がある)
と想像できるからだが、彼にとって損得、有利不利だけの判断で
このような事態を引き起こす可能性を多くの人が暗黙のうちに
想像していたことに異常性を感じる
(自分がプーチンだったらこういう判断をするということなのだろうか)
敵対する人物は物理的に的に排除する!
そんなに危険な考えの人物を政治上のトップに置いていることが不思議で仕方ない
(そんな人とは知らなかったでは済まされないと思う)
もっとも、最近の世界は選挙が行われていたとしても
こうした暴力による支配が何故か多くなっているのも事実だ
(なぜ人は結局は自滅するような選択をしてしまうのだろう)
ある本で、普通の職に就いていた人物が軍隊組織に配属された時
そこで使われる勝つことを重視した世間ずれしたように思える言葉(考え)に
無性に違和感を感じたのだが、一月もするとその感覚は消えて
いつの間にかそこでの価値観によって物事を判断するようになった
という話が書かれていた
今は少しづつ同じような事になっていないか?と不安を覚える
以前、国会前のストに参加した時、「正気に戻れ!」
と書いたプラカードを持って行進していた年配の女性がいたが
今こそ本当にそう思う
政治もメディアも「正気に戻れ!」と