高校野球は慶応高校が仙台育英高校を下し107年ぶりの優勝で幕を閉じた
だが野球人ではない自分は高校野球が甲子園の一箇所で
トーナメント形式で行われることにずっと違和感を感じていた
問題は2つ、一箇所で行われること
もう一つはトーナメント形式で行われること
それ以外にも夏の日中はとんでもなく暑いので
そもそも運動をする環境下にあるのかという疑問
それに試合をする選手以外にも応援団の熱射病の不安がある
(これは近年リアルな危険になっている)
また一箇所で戦うために日程を多く要する
阪神は高校野球のためにこの時期にホームで戦うことができず
他の球団と比べてハンディキャップを負っているのはどこか不公平だ
高校球児は甲子園に憧れていて、歴史もあるので安易に変わることは
望んでいないかもしれないが、変わることは変わったほうが良いと思う
まずは全ての試合形式がトーナメントであることはどうなのだろう
地区予選も含めて長年訓練してきたことが
たった一試合で決まってしまうのなんて、、、
サッカーでは日本サッカー協会の方針でできるだけリーグ戦を行うようにして
その中で勝ち残ったチームがトーナメント戦に進むようにしている
(小学校の戦いにおいても ※トーナメント形式の戦いもあるが)
それは選手には練習成果を発揮する機会をなるべく多く体験させたいとか
運不運によらない本来の力を反映させるためでもある
話は変わるが、サッカーでは確かレギュラーになれない選手が集まっての
リーグ戦もあるようだ
そこにはなるべく多くの選手に試合を経験させたいという思いがある
ずっと前から高校野球本戦は何箇所の球場で行えばいいと思っていた
地区代表はリーグ戦を組んで、勝ち残ったチームがトーナメントに向かう
そうすれば選手の負担も宿泊の負担も少なくなるような気もする
結局のところ高校野球はNHK、朝日新聞、高野連の都合で運営されているのだろうか
長い時間が掛かることはメディアも高野連も何らかのメリットがある(?)
でも、そろそろ誰もが思うことが表に出てきて良い頃だと思う