ピラミッドを現地に行って目の当たりにした人の多くは
改めてこの建造物が「でかい!」と実感するそうだ
写真等で知っているつもりでも肌感覚は想像以上となるようだ
ネットの情報とか動画とか、そうしたあふれるほどの情報に触れて
わかっているつもりでも現地で感じることは違うということはある
いかなければわからないものは匂い、気温、そこに住む人達の嗜好性
こんなことを思い出したのは先日市庁舎で行われた
ニューキャッスルアライアンス派遣事業の報告会で
実際に現地で何かを感じることの大切さを指摘した人がいたからだ
(高校生10名がモンテネグロに派遣された)
以前読んだ「幻影の時代」では、最近は旅行は代理店のパッケージが主流となり
現地で感じることは、あらかじめ手に入れた情報の確認作業に陥っていると説いていた
また、情報を入手すれば旅行に行った気分にさえなっているとも
このような例は旅行に限らず色んな面で存在して
自分が素直に感じることは
多くの人は、こう感じるという情報に支配されるとしていた
モンテネグロに1週間ほど滞在した高校生は、その地で至れり尽くせりの歓待を受けた
初めていく海外、そしてヨーロッパ
そこでは自国にいるだけでは体験できないことがたくさんある
ただし、心に刻まれることは真面目なことばかりではなく、何故か小さなことという場合も多い
感想の中で面白かったのは、タクシーに乗る機会があったが
その車のスピードが目一杯速かったという感想
実はこれは自分もドイツ、オーストリアでタクシーに乗って実感したことだ
心に残ることは本質的なことばかりだけでなくこうした周辺部分のこも少なくない
それでも、それらは無駄だったかどうかは、もう少し時間が経たないとわからない
それにしても、何も知らない若い人が驚きをもって
何かを吸収している姿というのは良いもんだ
(自分らの年齢で、はもうそんなに素直に驚きを持てない気がする)
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