少し前、あることをを思いついた
思いついただけでは役に立たないので、それが少しでも実現するように
とちょいと行動を起こした
思いついたことは英語と主権者教育(あるいはシティズンシップ教育)に関すること
新城市では「新城」と名付けられた世界の都市と交流を行う
ニューキャッスル・アライアンスという事業が行われている
数年おきに各都市持ち回りでニューキャッスル・アライアンス会議が
開催され、昨年はチェコで行われた
そこには高校生、大学生、中学の英語の先生、それに市職員、市長が
参加し、数年前はイギリスのニューキャッスル市に高校生が7人ほど派遣された
前回と今回の派遣の報告を聞いたのだが、その感想はほとんど同じだった
「英語の重要性を実感した」「自分の意見を言えるようにしなければならない」
そして「自分の街のこと、日本のことをもっと知らないといけない」
この3つが版で押したように繰り返された
外国に行けば人は必然的に日本との違いを実感する
最初は驚くだけだが次第に日本のこと、自分の街のことを考えるようになる
この心理的な動きは誰でもそうなるようだ
(自分も若い時ドイツ周辺を彷徨ったときにこれは実感した)
そこで思いついたのが、行った人がみんなこのように感じるのなら
この実感を新城市の教育に生かさないのはもったいない、、ということで
つまりは新城市は「英語教育先進都市」になって
「自分の意見を考えて言えるようなシチズンシップ教育」がなされて
尚且、新城市の歴史なり産業をしっかり教えることを
現実的になされるのが良いだろう、、ということ
それが実現されてこそ人を派遣した効果があったと言えるのではないかと
思い立つと直ぐに市役所の教育委員会に出かけた
そのメンバーに知り合い(サッカーコーチ時代の教え子)がいて
ざっくばらんに話せるので、このことを伝えてみた
すると、英語教育については今の教育長が英語教育出身なので
市はいろいろ工夫とかしている、、とのこと
自分の考えを言えるようにする、、というのは
この方向性で進めるのは良いと思われるが
それは教育委員会では、まだ具体的には進められていない
これは自治推進課の守備範囲でもありそうなので
本当はその部署と連絡を取り合って進めて行ければ良いのだけれど
今のところは縦割りで交流ができていない
だから、教育委員会のメンバー個人個人の判断内で行われることになりそう、、
こんなニュアンスのことが返ってきた
話は変わるが行政の縦割りというのは凄まじいものがあるかもしれない
人口減が深刻な新城市は当然のように小中学校の統合が平成21年頃から
検討されている
そして具体的な方向性も出ているらしい
しかし、ここ2.3年騒ぎになっている小中学校給食をどうするか?
という問題については、この統合の話はほとんど関連付けて
検討はなされていないようだ
(だから直ぐに不必要になりうそうな大きな給食センターが計画された)
つまりは、この2つを俯瞰して見る組織とか判断の基準がない
ということで、少し呆れてしまう
縦割りには弊害が多いようなので、ある人は事業仕分けが必要とも口にしている
ただ現時点では、この教育に関することは、誰かやる気のある人間が
縦割の壁を突破して現実的ないい方法を考えてくれればいいと思う
ということで、自己満足なバタフライエフェクトみたいなことをしてみた!
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