先日の「八束穂地区における太陽光発電所建設に関する
住民の皆様はじめ関係者の皆さまへの説明会・意見交換会」
の新聞記事が今日の朝刊に掲載されていた
ここで気になるのは、事業者はどのような印象とか感想を持ったのかという点
思いの外、反対の声はなかったと解釈するのか
それとも新城の観光資源としての意味とか存在価値とか
今までそれを保存してきた人々の努力を蔑ろにできないとするのか
いったいどういう結論を出すのだろう
このソーラー発電の計画に関する新聞記事は客観的に報じてきただろうが
それを読んだ人の心をコントロールまではできない
先日の説明会では土地を提供する地権者の人々は
自分たちが「悪者扱い」される羽目になっていると怒りを現していた
ソーラー発電に反対する人や地域の人達は「地権者を悪人扱い」をしないために
先日の会では穏やかに対処していた
でもこの中日新聞の記事を読んだ人は、計画中止の淡い希望を持ちそうな気がするが
そこまでのトーンはないのだろうか
話は変わって、もう一つ、新聞記事で気になったのが「NGリスト」に関するこれ
(これは昨日の新聞記事)
官邸での会見にNGリストは存在しない
と官房長官が答えている旨を伝えている
だがこれは「誰々がこう言った」と言う類の記事で
それは本当のことかどうかはわからない
新聞記事はこの様な「誰々がこう言った」という種類の記事は
極力やめてほしいと思う
実は数年前、新城市では新庁舎建設に関して住民投票が行われ、住民は縮小案を選択し
そのあとで行政と縮小案を訴える住民とで実協議が行われたことがあったが
その協議の結論を報じた新聞は「市長はこう言った」と言う類の記事が掲載された
それは実務協議の両者が同意した結論ではなく、市長の立場の意見だった
また、これとは違う他の件でも「市長はこう言った」類の記事があった
それは赤字を続け続け、いつの間にかその目的すら変わってしまっている
新東名高速道路経由の新城名古屋間の高速バスの存続についてだが
住民有志は高速バス運行の中止を求める署名を集めて市長・議会に提出したが
その翌日新聞には「高速バスは継続と市長が言った」の記事が開催された
この時新聞には中止を求める署名のことは少しも触れられていなかった
(何故なんだろう)
新聞記事は掲載されると、その時点で真実と思い込んでしまう人が多い
「誰々がこう言った」はいつの間にか既定路線になってしまっているのが現実だ
このバスの件では、議会が反対すれば予算が下りず継続はできないことになる
にも関わらず住民はこの記事で決まったものだと勘違いをしてしまう
読む人が少なくなって、紙媒体としての新聞は存在そのものも危うくなっているが
人々に影響を与える力はまだまだ健在だ
(ネットニュースも元をたどれば新聞記事が多い)
いろいろ経験して、少しばかりズルくなると表に出ていることがすべて
とは思えなくなって疑い深くなっているが、世の中にはそういう人も必要!
と思うことにしている
いつもの、まとまらない話!