パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

苦戦苦闘(ほぼ諦めモード)

2009年02月15日 13時01分08秒 | Weblog
先週からトライしているけれど、できずに少しばかり悔しい思いをしていることがある
それはコンピュータのプリント共有

現在はiMacにエプソンのプリンターをUSBでつないでいるが
もう一つのWindowsのノートパソコンは
印刷を実行する度にプリンターのあるところまで持って来て
USBを差したり抜いたりしている

それが面倒になって二つのコンピュータ間でプリンターの共有をすれば
無線ルーターでネットワークができているはずなので(?)
ノートパソコンからの印刷の指示をiMacのほうで受け取って
実行できる!と考えたのだが、、、

これがなかなか難しい
最初はOSXのガイドブックに従って、システム環境設定の
共有、ネットワーク、ファイウォールをそれぞれ
ちゃんとチェックして、windows側のプリンターも
Bonjourでプリンタの設定をしてみたが
(このwindows版Bonjourもなかなかダウンロードできなかった)
さて印刷をしようとしてもプリンターは
うんともすんとも言わない

実はそこからAppleのサポートセンターに電話して対処方法を聞いたのだが
少なくともApple側の設定は間違っていないみたいらしい
少しお門違いだけれどAppleのサポートの方に
windowsのXPでのプリンターの共有の仕方を
いろいろ聞いてみた(2日間で3人に聞き、みんな親切に教えてくれた)

しかし敵はなかなかしぶとく、容易にこちらの思い通りになってくれない

プリンタードライバーが入っていないとか
(最新のものを両方のPCに入れ直しているのに)
アクセス権がないとか
つまり、なんのことか全然わからなくなってきた

現在ノートパソコンの方は無線でインターネットをできるので
ネットワークはできている!と考えるのは間違いなのか
それとも共有の設定にどこか間違いがあるのか
(そういえばプリンターの共有だけでなくファイルの共有もできていなかった)
結局サポートの方とも2時間ほどあれこれやってみたけれど
ついにわからずじまい
(というか、疲れてしまって、もう、どうでもよくなってきた)

しかし時間が経つと、それでもなにか悔しい気持ちが
沸々と湧いてきて「もしかしたら、こうかな?」とか
ネットのQ&Aで調べたりしてみたが
残念ながら今のところ全敗!

うーーーん!難しい!
できれば便利なのに、その設定がこんなに難しいとは!

これがApple同士、windows同士だったらもっと簡単なのだろうか

ただ言えるのは、共有の設定はAppleの方が簡単にできそうだし
使い勝手がよさそうに思える
アイコンもデスクトップの画像もフォントも
それから常々使っている時に感じるコンピュータ自身の質感とか愛着は
「価格もそれなりだから」と言ってしまえば
それまでだけれど、Appleの方が上かな

それにしても悔しい!





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カラヤン、カラヤン、カラヤン

2009年02月12日 21時16分52秒 | Weblog
昨日の自分の生活のハイライトは、
相変わらずの得点力不足、消化不良のワールドカプ予選
オーストラリア戦ではなく、久々に名古屋に出かけ
そこで見つけたレコードのこと

最近は本当にCDを買わなくなった
配信サービスを利用しているのではなく
CDの音質に不満を感じているからで
レコードの分厚い、楽器の音を思わせるのと違って
痩せた、デジタルズームみたいな音に辟易して
機会があればレコードを求めようと思ったのだが
さすがに今レコードを売っているところは少ない

そこで名古屋に行ったついでにバナナレコードをちょいとのぞいてみた
始めはJAZZのコーナー BLUE NOTEの欄は結構な金額で
知らないものには簡単に手を出さない方が良さそうでパス

次にクラシックコーナー
前に来た時にセットものでリリングのバッハのカンタータ全集があったが
(その時、買おうと言う気が起きたが)昨日もやはり売れずに残っていた
しかし、結局軽くパスして別のセットものを探した

嬉しいことに、あるわ、あるわ、中古ものとしても安い価格で
交響曲全集、ピアノ曲全集に混じって大きなスペースを確保していたのがオペラ
するとベルディ最後の作品「ファルスタッフ」カラヤン指揮のものがあり
まずはこれをキープ、
それからまだまだ探していると
ヴァーグナーの「ジークフリート」カラヤン指揮のものがあるのを見つけた
これは昔「ラインの黄金」を買った時に、
このシリーズで揃えようと思ったけれど、高くて諦めたもので
最近はCDでもあったがどうにも買う気になれず、昨日の価格
5枚組で2580円は「買った!」と即決してしまった
こうなると勢いは止まらず、まだまだ探していると
次に見かけたのがブルックナーの交響曲第8番 カラヤン指揮のヴィーンフィルのもの(1979年録音)
こんなのあったっけ?と思いつつ「ま、いいか!」
と最終的にはカラヤンオンパレードのレコード(?)だった

レコードのありがたいのは音の良さだけではない
解説書、オペラの台詞等のサイズが大きくてとても読みやすい
(CDの解説書は老眼の目ではとても辛い)

で、今日ブルックナーから!
とレコードを出してみると
???

黒いはずのディスクが白い
なんじゃこれは!
レコードの溝もない!
それに妙に厚い!

そこでジャケットをみるとLASER DISCの文字

なんとレコードではなかったのだ
腹が立つやら、情けないやら
よく見ればちゃんとレーザーディスクと書いてある(アルファベットで)
自分の家にはレーザーディスクプレーヤーは無い
つまりこれは再生できないのだ(あらら、、)

しかし、これは自分だけが悪いのかな?
少し店にも一言言いたくなったのも事実
少なくともレコードのコーナーには入れておいてほしくなかった

さてレコード
じつは自分は買ったもののカラヤン信者ではない
といって通ぶった批判好きの人間でもない
響きに陶酔するところや、レガートっぽい演奏はそれなりに
味があって、どちらかというとベームよりはいいと思っている
とくにオペラだったら深さよりは別のものを要求されるので
彼のキャラクターにあっているかもしれないと思わないでもない
カラヤン指揮で好きなのは「サロメ」

買ったはいいけれど、次に問題になるのは
聞く気力が続くか?という点
これはそのときが来るまで待つしかないかな?

そういえば、HMVでカラヤン全集 交響曲ばっかり
ブルックナー、チャイコフスキー、ブラームスなどで
10数枚(?)で安いCD全集が売り出されていたが
これも触手が動いてしまいそう
(文句ばっかり言っているCDなのに)
困ったものだ?






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直江兼続の不思議

2009年02月10日 22時16分15秒 | Weblog
今年のNHK 大河ドラマの主人公は「直江兼続」
今のところ真面目に欠かさずに見ているが
それは戦国時代大好きの同僚に
(彼は本当にこの頃の事情を知っているようだ)
負けず嫌いのライバル心が働いた所為でもなく
また評判の子役の演技に圧倒されたわけでもない

それは直江兼続のトレードマークとも言うべき
兜の文字「愛」がとても不思議に思われて
それで興味を持ったのだ

まず第一に「愛」と言う概念があの時代にあったのか?
あったとしたら今と同じ意味合いで使われていたのか?
そしてこの少し恥ずかしい(?)言葉を
平気で使うような人物は(しかも戦国時代に)
思いきり詐欺師か、それとも思い込みの激しい
変な人物なのではないか?
このような疑問がすぐに浮かんだのだ

いろんな話から確かに直江兼続は優秀な人だったらしい
上杉家の部下でありながら秀吉から
破格の扱いを受けたりして

それで、なるほどたいした人物であることは分かったが
なにが本当はすばらしかったのかが
自分にはまだ分からない
みんなが偉い人だったと言っても
その理由が納得できないのだ

それは彼のやったことを、
まだ詳しく知らないからだろうけれど
まだ何も実績のない直江兼続を抜擢した
最大の理由はなんだったのかがどうも知りたくて仕方ない

それは言葉に表せないカリスマ性だったのか
それとも他の理由か?

ただ、どうやら直江兼続は本が好きだったらしい
読書家であったらしい

本を読めばひとかどの人物になれるわけでもないが
それなりの人物は多くの場合
たくさんの本を読んでいる

もしかしたら直江兼続の抜擢の大きなキッカケは
本、教養の高さ、そしてそこから感じられる頭のよさ
なのかもしれない

それにしても、やっぱり兜の「愛」の文字は
不思議だ
それにそのデザインがやたらと現代的に思えるのは
気のせいだろうか?


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若者と政治

2009年02月09日 22時09分18秒 | Weblog
先日20代の若者に聞いてみた
「今度選挙が実施されたら投票に行く?」
答えは
「行かない!」

「行っても、行かなくても
 変らないから?」

「というより、全然関心がないから」

このように答えた若者は割と安定した立場にいる会社員で
この不況下でもまだのんびりと構えていられる

一瞬、いまどきの若者は!
と文句を言いたくなったけれど
ふと自分を振りかってみると自分が
20代のときも似たようなものだったような気がする

少なくとも今自分が感じているほど
政治が生活に関係しているとは思わなかったのは事実だ

だがへそ曲がりな自分は選挙は
政権与党の独走のブレーキ役として
いつも第2党の候補者に入れることにしていた

それは常勝巨人よりもドジな阪神が好き
と似たところがある
どうも権威みたいなものには違和感とか
居心地の悪さを感じたのだった

それにしても政治の無関心は
このご時勢でも馬鹿に出来ないくらいの多さのようだ
それも若者に

これは若者にはある確率で仕方ないことかもしれない
みんな政治に興味を持つなんて事のほうが
不自然かもしれない

だから「現実的に」政治をよくするには
物事の酸いも甘いも分かってきた
分別や判断力のある大人たちが
責任を持って行動したほうが効果がありそうだ

今回はどうやら普通なら自民党に投票しそうなお年寄りが
お仕置きとして野党に入れそうな雰囲気だとか
マスコミで報道されているが
そうした判断はあながち間違いでもなさそう

本当は老いも若きもキチンと
政策で選択できるようになるのがいいのだけれど
ないものねだりはしたって仕方ない

今出来ること
それは選挙に、政治に関心のある人たち
社会に不満を持っている人たちは
自分の1票を十分活用すべく
信念をもって投票に臨むこと

だが解散、選挙は
いったいいつのこと?

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わかってない!

2009年02月05日 20時23分49秒 | Weblog
昨日の国会、代表質問の受け答え
ニュースで見ただけなのだが、長妻議員の
公務員の渡りについての実態の調査の要請を麻生首相は
「民間人に介入することはいかがなものか、、」
みたいな答えをしていたが、これには流石にあきれてしまった

この人は何もわかっちゃいない!
今、こんなに公務員の天下り、渡りが問題視され
しかも巧妙に法律の網をくぐり抜ける官僚の横暴を
なんとかして食い止めよう、結果的に税金の無駄を排そうとしているのに
この人は表面的な原則論だけで片付けようとしている

つまり今何が問題なのかを理解していない
いや、理解していて、なおかつこのような発言をしているのだとしたら
(その可能性の方が高い?が)
完全に官僚の味方になっているとしか見えない

道路特定財源の問題にしてもそうで
前原議員にけんか腰の話はできても議論としての会話は
成立していない

正直なところ、とんでもない人がまだ首相を続けている
困ったものだ

首相官邸に引っ越しもしたことだし、解散は期限いっぱいの
9月まではないのではないかとさえ予想されるし
国民に彼を辞めさせる権限はないし
先進国の中で一番先に不況から抜ける、と宣言した割には
何も決まっていないし、実行もしていない

今一番心配なのは、国民がもうこんな政治に諦めを
感じて無力感を持ってしまうことだ
怒りを持つならいいのだけれど、
おとなしいこの国の人々は、結局我慢して
そして諦めてしまいそうだ

困ったものだ、本当に!


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キリンチャレンジカップ 日本代表―フィンランド

2009年02月04日 21時39分04秒 | サッカー
日本5-1フィンランド

ルーズボールが取れていたし
相手のチームのモチベーションがイマイチの所為もあって
順当な勝利

得点は久しぶりに見かけたシーンだった
1点目、2点目とも後ろからのバックスの頭を越すようなパス
いいときの小野がよく供給していたパスで
柳沢やトマソンが得点した形だ

バックスの背後を狙う時、今までは今日ほど
あの手のパスは使わなかった
だが1点目で上手くいくことが分かると
選手にその記憶がの残っていて?
いつも以上に見られたパスだった

しかし、失点はいけない
無失点で終えることは難しいかもしれないが
どうも簡単に自分たちで勝敗の帰趨を決めて
気が緩みがちになるみたいなのが心配だ

それにしても前半のバーに当たったフィンランドのシュート
止めてから蹴るまでが早かったこと
ほとんどノーステップかワンステップで

このワンステップからのパス
昔、柏のストイチコフが一発でサイドチェンジしていたが
凄いなあ!と感心するよりは
常々小さなステップで蹴る練習もすべきだと
何かの本に書いてあったけれど
どうもあまり大事にされていない技術のようだ

ただ来週の大事な試合前に
勝つのはいいとしても、こんな楽な試合を組んで
大丈夫かな?
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つまらない世論調査

2009年02月03日 21時59分22秒 | Weblog
数ヶ月に一回、報道される世論調査(内閣支持率などの)
世論調査というものの果たして本当に世論を反映しているか?
と言えば大いに疑問と思わざるを得ない
なぜならばそこで行われる質問自体が今ひとつ気が利かないからだ

考えようによってはこれらの調査は世論そのものというより
世論の変化を表しているだけにすぎない
洞察力にとんだ質問でなくても前回、前々回と
同じ質問をすることによってその時々の雰囲気を大まかに
つかむことができるだけだ

その質問、設問から離れた微妙な答えや思いは
それこそが時代の雰囲気であったとしても
表には出てこない

本当はフリーに記述式に書き込むような世論調査の方が
みんながみんな言葉で考えを上手く表せるかは疑問があるにしても
単にイエス、ノーの質問に答えるよりは現実に近いような気がするが
これは時間とお金がかかるから
やはりマスコミは実施できないかな

それにしても、世論調査の質問
もう少し気の利いたものはないのだろうか?


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詩からイメージする風景は?

2009年02月02日 21時36分26秒 | Weblog
ニュースでは浅間山が小噴火したとか
少し不謹慎だけれど浅間山で思い出すのは
詩人、立原道造のこと

確か彼は軽井沢に避暑に来ていて
「火の山」と浅間山のことを詠んだ(ような気がするが)

しかし、あの若々しい、柔らかな、そして静かなソネットに
誘われて軽井沢に旅したときは
そこは自分の思っていたイメージと随分違っていた

初期の童話に近いような詩も、畢生の傑作
「のちの思いに」、「はじめてのものに」なども
そこに詠われる風景は、軽井沢というよりは、
スイスのそれこそハイジの住んでいたような風景が
ふさわしいような気がしてならない
いや自分は始めからそんな風景をイメージしていた
水車小屋も日本風よりは外国のもの
小川も雲もその色はくっきりして、どこか重い感じのする
日本の風景ではなかった

この感覚は、西脇順三郎の「あむばるわりあ」を読んだ時には
確かにギリシア的叙情を感じることができたので
そんなに間違ったものではないだろう(と思うのだが)

ま、どうでもいいことかもしれないが
容易にスイスやギリシアの風景を思い浮かべることのできた
昔はもう戻ってこない
仕方ないが、少し残念!
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文体(苦手と好み)

2009年02月01日 18時28分50秒 | Weblog
映画もそうだけれど、読書もいったんブレーキがかかると
なかなか読めなくなってしまう(読む気がなくなってしまう)ことがある

そんな時は軽いミステリーかなんかで勢いをつけることにしているが
それが上手くいかないこともある

どうも今回もそのパターン
もっとも今読んでいるのはミステリーではなく
今年の大河ドラマがらみの本
つまり「直江兼続」(童門冬二著)
これがなかなかページが進まない

べつに面白くないわけでもない
それなりの面白いのだけれど、、、
なんといのうか、文体が自分に合わないようだ

そういえば司馬遼太郎の文体もリズムも自分には合わなくて
「燃えよ剣」以外は途中で挫折している(龍馬、梟の城など)

どうも年齢を重ねると好みもハッキリしてくるようで
苦手なのは太宰治、
読んでいて途中からイライラしてきてしまう
書いている人そのものが嫌になってしまうみたいに、、、
三島由起夫もそう
文章は非常に上手いかもしれないが人工的で
イマイチ夢中になれない自分がいる

何回挑戦しても数ページで読むのをあきらめてしまうのが
大江健三郎
ノーベル賞を取っているけれど
自分は多分一生読まないと思う

反対に読みやすいのは、北杜夫、辻邦生、加賀乙彦
外国物でも高橋健二訳のヘッセなど
意外にナボコフも翻訳物にも関わらず読めそうな気がする
20世紀の記念的な「ユリシーズ」のジョイスはパスかな
プルーストは、心に余裕ああったら読めそうな気がするけれど
そんな時が来るかどうかは、おおいに疑問

ドストエフスキーは、もう一度キチンと読み直してみなければ
と思っているが、トルストイはパス
ニーテェもパス、キエルケゴールの方が自分好み

それにしても目がだいぶ、しょぼくなってきている
気力もなくなってきたし、おまけに記憶力も怪しい
読書は究極のオンデマンド エンターテイメントと思うけれど
こんな調子では、これらを楽しめるのは案外長くない?
いやいや、まだまだ新しい発見を探さなくては、!
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